みふね‐としろう【三船敏郎】
[1920〜1997]俳優。中国、青島(チンタオ)の生まれ。黒沢明監督の「酔いどれ天使」に主演して、一躍スターとな...
みふみ‐はじめ【御書始(め)】
⇒読書(どくしょ)始め
み‐ふゆ【み冬】
冬の美称。「—たつ初めの、定めなき空なれば」〈十六夜日記〉
み‐ふゆ【三冬】
冬の3か月。陰暦10月・11月・12月。さんとう。「かぞふるも—の後の冬なればいとど寒さのきはめ行くかな」〈夫木・一八〉
みふゆ‐つぎ【み冬つぎ】
[枕]冬に次いで春が来る意から、「春」にかかる。「—春は来たれど」〈万・三九〇一〉
みふゆ‐づき【三冬月】
陰暦12月の異称。《季 冬》
ミフラーブ
モスク内部にある、カーバ神殿の方向にあたる側に作られた壁龕(へきがん)(壁のくぼみ)。この方向に向かって礼拝を行う。
みぶ【壬生】
京都市中京区の地名。友禅染めの染色工場が多い。壬生菜の産地。壬生寺がある。
みぶ‐がわ【三峰川】
長野県南東部を流れる川。天竜川最大の支流。赤石山脈の仙丈(せんじょう)ヶ岳南西斜面に源を発し南流し、荒川を合わせて...
みぶがわ‐どおり【壬生川通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。北の後院通りから南の九条通りに至る。全長約2.7キロ。平安京の壬生大路にあたる...
みぶ‐きょうげん【壬生狂言】
京都市中京区の壬生寺で、毎年4月21日から29日までの大念仏会の期間中に行われる仮面劇。鰐口(わにぐち)・太鼓・笛...
みぶぎしでん【壬生義士伝】
浅田次郎の歴史小説。平成10年(1998)から平成12年(2000)にかけて「文芸春秋」誌に連載。新撰組隊士、吉村...
み‐ぶくし【御掘串】
「掘串(ふくし)」の美称。「籠(こ)もよみ籠持ちふくしもよ—持ち」〈万・一〉
み‐ぶし【身節】
からだのふしぶし。「—がみりみり言うほど伸をする」〈秋声・新世帯〉
みぶ‐だいねんぶつ【壬生大念仏】
⇒壬生狂言(みぶきょうげん)
みぶち‐よしこ【三淵嘉子】
[1914〜1984]弁護士・判事。シンガポールの生まれ。昭和15年(1940)久米愛らとともに女性初の弁護士とな...
みぶ‐でら【壬生寺】
京都市中京区にある律宗の別格本山。天平宝字5年(761)聖武天皇の勅願により鑑真(がんじん)が開山とされるが、実際...
みぶ‐どおり【壬生通り】
⇒壬生川通り
みぶ‐な【壬生菜】
キョウナの一品種。葉はへら形で縁に切れ込みがなく、香気と辛味があり、漬物にする。京都市壬生地方で古くから栽培。《季 春》
みぶ‐ねんぶつ【壬生念仏】
京都市中京区の壬生寺で、陰暦3月14日から10日間、現在は4月21日から29日まで行われる念仏法会。この間に壬生狂...
みぶ‐の‐ただみね【壬生忠岑】
平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。古今集の撰者の一人。温和で機知に富む歌風で知られる。著「和歌体十種」、家集「忠岑...
みぶ‐よもぎ【壬生艾】
キク科の多年草。高さ約1メートル。全体に白毛を密生し、葉は羽状に分裂。夏、淡黄緑色の花を総状につける。サントニンを...
み‐ぶり【身振り】
1 感情や意志を伝えるためのからだの動き。しぐさ。ゼスチャー。「—手振りで知らせる」 2 身なり。いでたち。「大門...
みぶり‐きょうげん【身振り狂言】
歌舞伎で、せりふを言わず、浄瑠璃に合わせて身振りだけで演じる狂言。首振り芝居。身振り芝居。
みぶり‐ご【身振り語】
音声の代わりに身振り・手振り、また広義には目つきによって、意志や感情を相手に伝えること。
みぶり‐し【身振り師】
役者などの身振りをまねることが巧みな者。「浮世声色—と名に流れたる市川屋」〈新内・若木仇名草〉
み‐ぶるい【身震い/身振るい】
[名](スル) 1 からだを振り動かすこと。「犬が—して立ち上がった」 2 寒さや恐ろしさなどのため、からだがふる...
み‐ぶん【身分】
1 ある集団・組織における、その人の地位・資格。「—を明かす」 2 封建的社会における上下の序列。「—の違いを考え...
み‐ぶん【未分】
まだ分かれていないこと。「混沌(こんとん)として—の状態」
み‐ぶんか【未分化】
1 いくつかの要素が一つに入りまじって、分かれていないこと。「—の社会形態」 2 受精卵やES細胞・iPS細胞など...
みぶんか‐がん【未分化癌】
扁平上皮や腺細胞など特定の組織への分化が認められない癌(がん)。進行が速い。
みぶん‐けん【身分権】
夫と妻、親と子というような親族関係における地位に基づいて与えられる権利。親族権と同義に用いられるが、相続権を含んで...
みぶん‐しょうめいしょ【身分証明書】
官庁・会社・学校などで、その人がそこの職員・社員・学生・生徒などであることを証明する文書。
みぶんせい‐ぎかい【身分制議会】
中世末以来のヨーロッパ諸国で、聖職者・貴族の代表に新しく特権的市民の代表を加えて構成した議会。課税審議権などを通し...
みぶん‐そうおう【身分相応】
[名・形動]身分に合っていること。また、そのさま。分相応。「—な暮らし」
みぶん‐そうぞく【身分相続】
人の身分上の地位の相続。民法旧規定の家督相続がこれにあたる。→財産相続
みぶんなき‐きょうはん【身分なき共犯】
身分はないが、身分犯の犯行に加担した者。収賄罪や背任罪などの、公務員や幹部など一定の立場にあることが成立の必要条件...
みぶん‐はん【身分犯】
犯罪の成立要件または刑の加減事由として、行為者が一定の身分を持っていることが要求される罪。収賄罪・業務上横領罪・保...
みぶん‐ほう【身分法】
私法関係のうち、家族的生活関係および身分関係に関する法。親族法と相続法の総称。現在は家族法の語を用いることが多い。...
ミプロ
《Manufactured Imports and Investment Promotion Organizati...
み‐へん【身偏】
漢字の偏の一。「躯」「躬」などの「身」の称。
み‐ほうだい【見放題】
見たいだけ見られること。いくらでも自由に見られること。「動画—の配信サービス」
みほ‐じんじゃ【美保神社】
島根県松江市にある神社。祭神は事代主神(ことしろぬしのかみ)・美穂津姫命(みほつひめのみこと)。漁業・海上の守護神...
み‐ほとけ【御仏】
仏を敬っていう語。「—の形となって、白毫光(びゃくごうこう)を放ったとある」〈芥川・邪宗門〉
みほ‐の‐きたうら【美保の北浦】
島根県東部、松江市北東部の日本海に面した海岸。島根半島の北岸、東の地蔵崎から西の七類(しちるい)港までの約8キロメ...
みほのせき【美保関】
島根県松江市の地名。島根半島の東端部にあり、古くは海関が置かれ、海上交通の要地。美保神社や、民謡「関の五本松」にち...
みほのまつ【三保の松】
⇒みおのまつ
みほ‐の‐まつばら【三保の松原】
静岡県静岡市清水区の、駿河湾に延びる砂嘴(さし)にある松原。富士山を望む景勝地として知られ、羽衣(はごろも)の松や...
みほ‐ひこうじょう【美保飛行場】
鳥取県境港市にある飛行場。昭和44年(1969)開港。防衛省が設置・管理をしており、航空自衛隊と民間航空が共用する...
み‐ほ・れる【見惚れる】
[動ラ下一][文]みほ・る[ラ下二]うっとりと見入る。ほれぼれと見る。見とれる。「あまりの美しさに—・れる」