みやま‐とうげ【深山峠】
北海道の、美瑛(びえい)と富良野の間にある峠。頂上に展望台があり、十勝岳連峰を見渡すことができる。
みやま‐とべら【深山海桐花】
マメ科の常緑小低木。関東以西の深山に生え、高さ30〜60センチ。葉は3枚の小葉からなる羽状複葉。小葉は楕円形で厚く...
みやま‐はんのき【深山榛の木】
カバノキ科の落葉低木または高木。本州中部地方から北にみられ、高さ2〜10メートル。葉は楕円形で、縁に細かいぎざぎざ...
みやま‐びゃくしん【深山柏槙】
イブキの変種。幹は地をはい、葉はうろこ状であるが、針状のものもまじる。雌雄異株。高山や北地の海岸などに生え、庭に植...
みやま‐ほうそ【深山柞】
アワブキ科の落葉小高木。本州以西の山地に自生。葉は長卵形で、縁にぎざぎざがある。夏、黄色い小花を円錐状につけ、暗紫...
みやま‐ほおじろ【深山頰白】
ホオジロ科の鳥。全長16センチくらい。全体に褐色で、雄は頭が黒く眉・のどが黄色。冠羽がある。東アジアに分布。日本で...
みやま‐やなぎ【深山柳】
ヤナギ科の落葉低木。本州中部以北の高山に自生。葉は楕円形で、裏面は白い。雌雄異株。6月ごろ、黄色の花穂をつけ、実は...
みやま‐よめな【深山嫁菜】
キク科の多年草。山地に生え、高さ20〜60センチ。葉は卵形で縁に粗いぎざぎざがある。夏、中央が黄色で周囲が紫色か白...
みやま‐りんどう【深山竜胆】
リンドウ科の多年草。本州中部以北の高山帯に自生し、高さ3〜10センチ。狭卵形の葉が対生し、上のものほど大きい。夏、...
みや‐まんだら【宮曼荼羅】
本地垂迹(ほんじすいじゃく)説から生まれた神道曼荼羅の一。神域や社殿などの景観を描いたもので、神社の縁起や霊験を説...
みや‐みず【宮水】
兵庫県の西宮市から神戸市にかけての旧海岸地帯で、井戸に湧出する水。酒造用水として良質で、古くから灘(なだ)の酒に用...
みや‐めぐり【宮巡り】
各地の神社を巡拝すること。また、ある神社の本社とそれに関係ある諸社を参拝して回ること。
みや‐もうで【宮詣で】
[名](スル)神社に参拝すること。「吉日を選んで—する」
みやもと【宮本】
姓氏の一。 [補説]「宮本」姓の人物宮本三郎(みやもとさぶろう)宮本常一(みやもとつねいち)宮本輝(みやもとてる)...
みやもと‐さぶろう【宮本三郎】
[1905〜1974]洋画家。石川の生まれ。戦争記録画にすぐれ、第二次大戦後は二紀会を結成。晩年は舞妓(まいこ)・...
みやもと‐つねいち【宮本常一】
[1907〜1981]民俗学者。山口の生まれ。教員のかたわら近畿民俗学会に参加。渋沢敬三に認められ、アチックミュー...
みやもと‐てる【宮本輝】
[1947〜 ]小説家。兵庫の生まれ。本名、正仁(まさひと)。広告代理店勤務ののち文筆活動に入る。「蛍川」で芥川賞...
みやもと‐むさし【宮本武蔵】
[1584ころ〜1645]江戸初期の剣術家。播磨(はりま)あるいは美作(みまさか)の人。名は玄信。号、二天。剣の修...
みやもと‐ゆりこ【宮本百合子】
[1899〜1951]小説家。東京の生まれ。本名、ユリ。旧姓、中条。17歳で「貧しき人々の群」を発表して注目され、...
みや‐もり【宮守】
宮の番をすること。また、その人。神社の番人。
みや‐もんぜき【宮門跡】
門跡の一。法親王・入道親王が住職として居住した寺院。仁和寺(にんなじ)・輪王寺(りんのうじ)・青蓮院(しょうれんい...
み‐やり【見遣り】
遠くを眺めること。また、はるかに見渡される所。見わたし。「—なる山のあなたばかりに」〈かげろふ・中〉
み‐や・る【見遣る】
[動ラ五(四)] 1 遠くを眺める。見渡す。「はるかかなたの空を—・る」 2 視線をその方に向ける。「物音のする方...
みやわか【宮若】
福岡県北部の市。福岡市・北九州市の中間にあり、それぞれの都市圏に含まれる。平成18年(2006)2月に宮田町・若宮...
みやわか‐し【宮若市】
⇒宮若
ミュアウッズ‐こくていこうえん【ミュアウッズ国定公園】
《Muir Woods National Monument》米国カリフォルニア州サンフランシスコにある国定公園。自...
ミュオグラフィー
⇒ミューオントモグラフィー
ミューオニウム
異種原子の一。正電荷の反ミュー粒子と負電荷の電子がクーロン力で束縛状態にあるもの。水素原子の陽子をミューオンに置き...
ミューオン
《「ミュオン」とも》⇒ミュー(μ)粒子
ミューオンスピン‐かいてん【ミューオンスピン回転】
ミューオン(ミュー粒子)の高い透過性を利用し、物質内部の磁場などを詳細に調べる手法。スピン偏極したミュー粒子を物質...
ミューオンスピン‐かいてんかんわきょうめい【ミューオンスピン回転緩和共鳴】
⇒ミューオンスピン回転
ミューオン‐ラジオグラフィー
⇒ミューオントモグラフィー
ミューオン‐だんそうしゃしんじゅつ【ミューオン断層写真術】
⇒ミューオントモグラフィー
ミューオンしょくばい‐かくゆうごう【ミューオン触媒核融合】
《「ミュオン触媒核融合」とも》ミュー粒子(ミューオン)を利用した核融合反応。低温核融合の一つ。加速器で発生させたミ...
ミュケナイ
⇒ミケーネ
ミュシャ
[1860〜1939]チェコスロバキアの画家。女優サラ=ベルナールのポスターを手がけたことで名声を得る。女性に花や...
ミュジーク‐コンクレート
⇒ミュージックコンクレート
ミュスタイア
スイス東部、グラウビュンデン州、ミュスタイア渓谷の最奥にある町。ザンクトヨハン修道院がある。ミュスタイル。
ミュゼ
美術館。博物館。 [補説]英語のmuseumにあたる。
ミュゼオミクス
博物館が所蔵する標本から主に生化学的・分子生物学的な情報を取り出して研究する学問分野。生物分類や遺伝的多様性の研究...
ミュゼット
1 肩ひものついた、革または布製の小型のかばん。ミュゼットバッグ。 2 バグパイプの一種。ふいごで送風する方式で、...
ミュッセ
[1810〜1857]フランスの詩人・小説家・劇作家。感受性豊かなロマン派の叙情詩人で、女流作家ジョルジュ=サンド...
ミュトス
《語り伝えられるものの意。「ミトス」とも》自然・神々・英雄などについて民間に伝わる物語。伝説。伝承。神話。
ミュラ
⇒ミラ
ミュラー
[1823〜1900]英国の言語学者・宗教学者。ドイツ生まれ。比較言語学の立場から宗教学・神話学の科学的方法論を唱...
ミュラー
[1801〜1858]ドイツの生理・解剖学者。血液成分、分泌腺の働き、腫瘍(しゅよう)の構造、生殖器官の発生など、...
ミュラー
[1899〜1965]スイスの化学者。DDTに強い殺虫力があることを発見した。1948年ノーベル生理学医学賞受賞。
ミュラー
[1794〜1827]ドイツ‐ロマン派の叙情詩人。作品「美しき水車小屋の娘」「冬の旅」は、シューベルトの作曲で知られる。
ミュラー‐かん【ミュラー管】
脊椎動物で、中腎(ちゅうじん)の発達に伴い、前腎輸管からウォルフ管とともに生じるか、または体腔壁から生じる管。雄で...
ミュラーかんよくせい‐いんし【ミュラー管抑制因子】
⇒抗ミュラー管ホルモン