みろく‐さんえ【弥勒三会】
「竜華三会(りゅうげさんえ)」に同じ。
みろく‐じそん【弥勒慈尊】
弥勒菩薩の尊称。
みろく‐の‐よ【弥勒の世】
仏教で、弥勒菩薩がこの世にくだって衆生を救うとされる未来の世。
みろく‐ぶつ【弥勒仏】
弥勒菩薩のこと。仏となることが確定しているところからいう。
みろく‐ぼさつ【弥勒菩薩】
兜率天(とそつてん)の内院に住み、釈迦(しゃか)入滅から56億7000万年後の未来の世に仏となってこの世にくだり、...
フォアマン
[1932〜2018]米国の映画監督。チェコスロバキア(現チェコ)の出身。チェコ‐ヌーベルバーグの一人として活躍の...
ミロス‐とう【ミロス島】
《Milos/Μύλος》ギリシャ南東部、エーゲ海にある島。キクラデス諸島の南西端に位置する。中心地はプラカ。黒曜...
ミロ‐とう【ミロ島】
《Milo》⇒ミロス島
ミロドン‐の‐どうくつ【ミロドンの洞窟】
《Cueva del Milodón》チリ南部、マガジャネス州にある洞窟。プエルトナタレスの北西約20キロメートル...
ミロナイト
⇒圧砕岩(あっさいがん)
ミロ‐の‐ビーナス
《(フランス)Vénus de Milo》古代ギリシャの大理石製のビーナス像。前130〜前120年ごろの作。182...
ミロンガ
アルゼンチンの4分の2拍子の舞曲。19世紀後半にキューバから移入されたハバネラから生まれたという。のち、アルゼンチ...
ミロン‐しやく【ミロン試薬】
たんぱく質およびフェノール類の検出に用いられる試薬。水銀を濃硝酸に溶かして作ったもの。チロシンを含むたんぱく質溶液...
みわ【三輪】
奈良県桜井市の地名。三輪山の西麓にあり、大神(おおみわ)神社の鳥居前町。三輪素麺(そうめん)の産地。 謡曲。四番目...
みわ【神酒/御酒】
神前に供える酒。みき。一説に、酒を醸造して神前に供えた瓶(かめ)のこととも。「泣沢(なきさは)の神社(もり)に—据...
み‐わく【魅惑】
[名](スル)人の心をひきつけ、理性を失わせること。「聞く人を—する甘美な旋律」「—的な笑顔」
み‐わけ【見分け】
見分けること。弁別。識別。「—がつかないほど似ている」
み‐わ・ける【見分ける】
[動カ下一][文]みわ・く[カ下二]見て区別する。識別する。弁別する。「偽物と本物とを—・ける」
みわ‐しんとう【三輪神道】
奈良県の大神(おおみわ)神社を中心に成立した神道の一派。鎌倉末期、三輪上人慶円が創唱したといわれ、室町時代に発達。...
みわ‐じんじゃ【三輪神社】
⇒大神神社(おおみわじんじゃ)
み‐わす・れる【見忘れる】
[動ラ下一][文]みわす・る[ラ下二] 1 以前に見たものや人の顔などを忘れて思い出せない。「卒業生の顔を—・れる...
み‐わた【水曲】
《「みわだ」とも》川の流れの曲がってよどんでいる所。「いづみ川水の—の柴漬(ふしづ)けにしば間の氷る冬は来にけり」...
み‐わたし【見渡し】
1 見渡すこと。遠く見渡せる所。また、見渡せる範囲。みはらし。「—のいい所」「—がきかない」 2 連歌・俳諧で、一...
み‐わた・す【見渡す】
[動サ五(四)]遠くまで広く眺める。広い範囲にわたって見る。「—・すかぎり雪の原」「全体を—・して力の配分を決める」
みわたす‐かぎり【見渡す限り】
目に見える範囲のすべて。「—の雄大な自然」
みわた‐まさこ【三輪田真佐子】
[1843〜1927]教育家。京都の生まれ。松山に明倫学舎、東京神田に翠松学舎を設立。明治35年(1902)翠松学...
みわ‐どりい【三輪鳥居】
明神(みょうじん)鳥居の左右に小さい鳥居を組み合わせた鳥居。奈良県桜井の大神(おおみわ)神社にみられる。三光(さん...
みわ‐やま【三輪山】
奈良県桜井市北西部にある山。標高467メートル。古来信仰の山で、全山が大神(おおみわ)神社の神体。
みわやま‐でんせつ【三輪山伝説】
古事記にみえる、三輪山にまつわる神婚説話。活玉依毘売(いくたまよりびめ)のもとに夜ごと男が訪ねて姫は身ごもる。男の...
身(み)を誤(あやま)・る
間違った生き方をする。人生をふみはずす。「酒で—・る」
身(み)を合(あ)わ・す
考えが一致して協力し合う。「君も人も—・せたりと言ふなるべし」〈古今・仮名序〉
身(み)を入(い)・れる
一生懸命にする。「—・れて受験勉強をする」
身(み)を打(う)・つ
身を滅ぼす。「恋に—・つ事もない」〈浄・女腹切〉
身(み)を売(う)・る
1 身の代金を受け取って、遊女や芸者になる。 2 売春をする。
身(み)を起(お)こ・す
出世する。「貧困な境遇から—・して財を成す」
身(み)を落(お)と・す
おちぶれる。身を沈める。「失意のうちに—・す」
身(み)を躍(おど)ら・す
⇒躍らす3
身(み)を隠(かく)・す
人に見つからないように隠れる。世間の目から逃れてひっそり暮らす。
身(み)を固(かた)・める
1 結婚して家庭をもつ。「そろそろ君も—・めてはどうかね」 2 しっかりと身支度をする。「防護服に—・める」
身(み)を切(き)ら◦れる
つらさや寒さが厳しくて、ひどくこたえる。「—◦れる思いで離別する」
身(み)を切(き)・る
1 つらさや寒さが厳しく、からだを切るように感じられる。「—・るような寒さ」「議員自らが—・る姿勢を示す」「—・る...
身(み)を砕(くだ)・く
1 大変な苦労・努力をする。身を粉(こ)にする。「—・いて研究にうち込む」 2 ひどく悩み苦しむ。「命も堪ふまじく...
身(み)を削(けず)・る
大変な苦労をしたり、ひどく心を痛めたりする。骨身を削る。「—・る思いで経営をたてなおす」
身(み)を焦(こ)が・す
激しく募る恋慕の情に、もだえ苦しむ。「かなわぬ恋に—・す」
身(み)を粉(こ)に◦する
労力を惜しまず一心に仕事をする。「会社再建のため—◦して働く」 [補説]この句の場合、「粉」を「こな」とは読まない。
身(み)を殺(ころ)して仁(じん)を成(な)す
《「論語」衛霊公から》自分の命を犠牲にしても仁道のために努力する。
身(み)を沈(しず)・める
1 身投げをする。「海に—・める」 2 落ちぶれた境遇になる。特に女が身売りをして遊女などになる。「苦界(くがい)...
身(み)を知(し)る雨(あめ)
《「伊勢物語・一〇七」の「数々に思ひ思はず問ひがたみ身を知る雨は降りぞまされる」による》自分の身の程を知る雨の意か...
身(み)を持(じ)・する
生活態度を厳しく守り続ける。
身(み)を捨(す)ててこそ浮(う)かぶ瀬(せ)もあれ
一身を犠牲にする覚悟で当たってこそ、窮地を脱し、物事を成就することができる。