みずの【水野】
姓氏の一。 [補説]「水野」姓の人物水野十郎左衛門(みずのじゅうろうざえもん)水野忠邦(みずのただくに)水野広徳(...
みず‐の‐あわ【水の泡】
1 水面に浮かぶ泡。転じて、はかなく消えやすいもののたとえ。すいほう。 2 努力・苦心がすべてむだになること。「苦...
みず‐の‐え【壬】
《「水の兄(え)」の意》十干の9番目。じん。
みず‐の‐お【水の尾】
海・川で、ある一定の水の流れのある所。船が通うのに適した水路となる。みお。「—について渡れや渡れやと」〈盛衰記・三五〉
みずのお‐の‐みかど【水尾帝】
清和天皇の異称。
みず‐の‐かみ【水の神】
水をつかさどる神。すいじん。
みずのこら【水の子ら】
《原題The Water-Babies》チャールズ=キングズリーによる児童文学作品。1863年刊。煙突掃除の少年を...
みず‐の‐さんじゅうてん【水の三重点】
液体の水と水蒸気と氷が共存する、状態図における一点。絶対温度273.16ケルビン(セ氏0.01度)、圧力610.6...
水(みず)の滴(したた)るよう
美男美女のみずみずしく魅力的であるさまの形容。「—ないい男」
みずの‐じゅうろうざえもん【水野十郎左衛門】
[?〜1664]江戸初期の旗本。名は成之。3千石の家督を継いだが、旗本奴の頭目として無頼の生活を送り、町奴の幡随院...
みずのせい【水の精】
《原題、(チェコ)Vodník》ドボルザークの交響詩。1896年作曲。チェコの詩人カレル=ヤロミール=エルベンの詩...
みずの‐ただくに【水野忠邦】
[1794〜1851]江戸後期の大名。唐津藩主から浜松藩主へ転封。大坂城代・京都所司代などを経て老中となる。将軍徳...
みずのたわむれ【水の戯れ】
《原題、(フランス)Jeux d'eaux》ラベルのピアノ曲。ホ長調。1901年作曲。師であるフォーレに献呈。噴水...
みず‐の‐て【水の手】
1 城中などに飲用水を引き込む水路。また、その水を供給する場所。 2 消火用の水。また、そのための水路。 3 川・...
みず‐の‐でばな【水の出端】
《出水の出はじめの意から》最初は勢いが盛んであるが、じきに衰えることのたとえ。「気短かなれども、それは—のごとく、...
みず‐の‐と【癸】
《「水の弟(と)」の意》十干の10番目。き。
みずのと‐の‐まつり【癸の祭】
毎月癸の日に宮中の陰陽寮(おんようりょう)で行われた祭事。
水(みず)の流(なが)れと身(み)の行方(ゆくえ)
水の流れて行く先と、人の行く末とはどちらもはかり知ることができないということ。人生の定めがたいこと、前途がどうなる...
みず‐の‐はな【水の花/水の華】
1 湖沼や海で植物プランクトンなどが異常に繁殖し、水面の色合いを変える現象。夏に多くみられる。藻類ブルーム。→青粉...
水(みず)の低(ひく)きに就(つ)くが如(ごと)し
《「孟子」告子上から》水が低いほうに流れるように、自然のなりゆきは、止めようとしても止められないことのたとえ。また...
みずの‐ひろのり【水野広徳】
[1875〜1945]海軍軍人・軍事評論家。愛媛の生まれ。日露戦争の日本海海戦を描いた戦記「此一戦」で知られる。の...
みずのへんたい【水の変態】
宮城道雄の箏曲。1902年作曲。小学校の教科書に書かれた気象に関する一節に着想を得て作曲された。いわゆる新傾向の作...
みずの‐まさよし【水野正好】
[1934〜2015]考古学者。大阪の生まれ。大阪府文化財調査研究センター理事長、元興寺文化財研究所長などを歴任。...
みず‐の‐まど【水の窓】
細胞などの生体組織の主成分である水に対して透明で、炭素に強く吸収される電磁波の波長域。波長2.2〜4.4ナノメート...
みずのまもの【水の魔物】
《原題、(チェコ)Vodník》⇒水の精
みず‐のみ【水飲み/水呑み】
1 水を飲むこと。また、そのための器。「—場」 2 「水呑み百姓」の略。
みずのみ‐の‐お【水呑みの緒】
鎧(よろい)の袖の中の板の後方につけた緒。胴の総角(あげまき)に結びつけて袖が翻るのを押さえる。
みずのみ‐ば【水飲み場】
水が飲める場所。水道のあるところや、動物が水を飲むために集まる水辺など。
みずのみばがた‐こうげき【水飲み場型攻撃】
《watering hole attack》特定の組織や個人に対して行われる標的型攻撃の一。攻撃対象が頻繁に利用す...
みずのみばがた‐サイバーこうげき【水飲み場型サイバー攻撃】
⇒水飲み場型攻撃
みずのみ‐びゃくしょう【水呑み百姓】
江戸時代、自分の田畑を持たず、検地帳に登録されない小作・日雇いなどの下層農民。貧しい農民。無高百姓。→本百姓
みず‐の‐みやこ【水の都】
「水都(すいと)」に同じ。「—ベネチア」 [補説]書名別項。→水の都
みずのみやこ【水の都】
《原題、(フランス)La Cité des eaux》レニエの詩集。1902年刊行。ベルサイユについてうたったもの。
みず‐の‐もち【水の餅】
元日の朝、若水(わかみず)をくみにいくとき水神に供える餅。
みずの‐りはち【水野利八】
[1884〜1970]実業家。岐阜の生まれ。スポーツ用品の水野兄弟商会(現ミズノ)を創業。実業団野球大会、関西学生...
みずの‐れんたろう【水野錬太郎】
[1868〜1949]官僚・政治家。秋田の生まれ。内務省を退官後、貴族院議員・内相・文相を歴任。
みず‐の‐わななき【水のわななき】
冷や汗を流してふるえること。「—して汗にしとどにぬれてかがまり伏し給へれば」〈宇津保・蔵開下〉