みの‐がい【蓑貝】
ミノガイ科の二枚貝。海岸の岩石に足糸で固着する。貝殻は卵円形で、殻長約8センチ。殻表は純白で太い放射状の肋(ろく)...
みの‐がこい【美濃囲い】
将棋で、囲いの陣形の一。王将を飛車の定位置に移し、その左に銀将、その銀将の左下に金将、その金将の左上にもう1枚の金...
み‐のがし【見逃し/見遁し】
見逃すこと。「黙って—にはできない」「—の三振」
みのがし‐しちょう【見逃し視聴】
見逃し配信でテレビ番組を視聴すること。キャッチアップ視聴。
みのがし‐はいしん【見逃し配信】
テレビ番組の放送直後、インターネット上でその番組をオンデマンド配信すること。番組放送時に視聴しなかった人たちの注目...
み‐のが・す【見逃す/見遁す】
[動サ五(四)] 1 見ていながら気づかないでそのままにする。見落とす。「わずかな失敗も—・さない」 2 見ていな...
みの‐がみ【美濃紙】
美濃(岐阜県)産の和紙の総称。奈良時代から優良品として知られ、書院紙・森下紙・天具帖(てんぐじょう)ほか種類も多い...
みの‐がめ【蓑亀】
甲羅(こうら)に緑藻などが生えて、蓑を着ているように見えるイシガメ。昔から長寿のしるしとされ、文様などに描かれる。
み‐のき【三軒】
垂木(たるき)が三重に突き出ている軒。内側から地垂木(じだるき)、一の飛檐垂木(ひえんだるき)、二の飛檐垂木とよぶ...
みの‐ぎぬ【美濃絹】
岐阜県で産する絹織物。
み‐の‐け【身の毛】
からだに生えている毛。
身(み)の毛(け)がよだ・つ
恐怖のために、身の毛が逆立つ。ぞっとする。身の毛立つ。「—・つ陰惨な事件」
みのけ‐だ・つ【身の毛立つ】
[動タ五(四)]寒さや恐怖のために、からだの毛が逆立つ。身の毛がよだつ。「—・つような怖い話」
身(み)の毛(け)を詰(つ)・める
ひどく恐ろしい目にあう。ひどく恐れる。「もはやお手うちになるかとぞんじて—・めてござる」〈虎明狂・二千石〉
みの‐げ【蓑毛】
1 蓑に編んだ茅(かや)・菅(すげ)などが、毛のように垂れ下がっているもの。 2 サギの首から垂れ下がっている蓑の...
みの‐こう【箕甲】
切妻(きりづま)屋根や入母屋(いりもや)屋根で、破風ぎわの曲面をなす部分。
み‐の‐こく【巳の刻】
1 昔の時刻の名。現在の午前10時ごろ。また、その前後の2時間。または、午前10時から正午までの2時間。みのとき。...
みのこし‐かいがん【見残し海岸】
高知県南西部、土佐清水市にある海岸。千尋(ちひろ)岬南西端に位置する海食台地の景勝地。長さ200メートルにもおよぶ...
み‐のこ・す【見残す】
[動サ五(四)]ある部分を見ないままで終わりにする。「—・した書類がある」
身(み)の熟(こな)し
その場に適応したからだの動かし方。身ごなし。「優雅な—」「すばやい—」
みの‐ごい【蓑五位】
ササゴイの別名。
みの‐ごめ【蓑米】
1 イネ科の多年草。湿地や水田に生え、高さ20〜70センチ。葉は細い線形で、5月ごろ穂をつける。小穂は熟すと落ちや...
み‐の‐さび【身の錆】
「身から出た錆(さび)」に同じ。「軽蔑の語気にて憎気に云わるるも我—と独おかしく」〈露伴・露団々〉
みの‐し【美濃市】
⇒美濃
みの‐しゅう【美濃衆】
江戸幕府の旗本で、交替寄合の一。美濃国に封地を与えられ、そこに在住した高木修理・高木図書助・高木大内蔵三家の総称。
み‐の‐しろ【身の代】
1 「身の代金」に同じ。 2 給金。「それ、当座の—」〈伎・韓人漢文〉
みのしろ‐きん【身の代金】
1 人質などと引きかえに渡す金。「—目当ての誘拐」 2 人身売買の代金。
みのしろきんがた‐ウイルス【身の代金型ウイルス】
⇒ランサムウエア
みのしろきんもくてきゆうかい‐ざい【身代金目的誘拐罪】
⇒身代金目的略取等罪
みのしろきんもくてきゆうかいとうよび‐ざい【身代金目的誘拐等予備罪】
⇒身代金目的略取等予備罪
みのしろきんもくてきゆうかいよび‐ざい【身代金目的誘拐予備罪】
⇒身代金目的略取等予備罪
みのしろきんもくてきりゃくしゅ‐ざい【身代金目的略取罪】
⇒身代金目的略取等罪
みのしろきんもくてきりゃくしゅとう‐ざい【身代金目的略取等罪】
身の代金を得ることを目的として、人を略取・誘拐する罪。刑法第225条の2が禁じ、無期または3年以上の懲役に処せられ...
みのしろきんもくてきりゃくしゅとうよび‐ざい【身代金目的略取等予備罪】
身代金目的略取等罪にあたる行為の準備をする罪。刑法第228条の3が禁じ、2年以下の懲役に処せられる。ただし、実行に...
みのしろきんもくてきりゃくしゅよび‐ざい【身代金目的略取予備罪】
⇒身代金目的略取等予備罪
みのしろきんゆうかい‐ざい【身代金誘拐罪】
⇒身代金目的略取等罪
みのしろきんりゃくしゅ‐ざい【身代金略取罪】
⇒身代金目的略取等罪
みのしろ‐ごろも【蓑代衣】
蓑のかわりに着る粗末な衣服。「山伏の—にゆづり給ひて」〈源・初音〉
みの‐じま【美濃縞】
岐阜県羽島地方で産出される綿または絹綿交織の縞織物。
ミノス
ギリシャ神話で、クレタ島の王。ゼウスとエウロペの子。法を制定し、善政をしき、死後冥府の判官となった。ダイダロスに命...
みのすけのスキーぼう【ミノスケのスキー帽】
宮口しづえの童話。および同作を表題作とする童話集。昭和32年(1957)刊。第7回児童文学者協会新人賞受賞。
ミノタウロス
ギリシャ神話で、半人半牛の怪物。ミノスの妃パシファエが、牡牛と交わって生んだ子。迷宮にひそみ、人身御供を受けていた...
み‐の‐たけ【身の丈/身の長】
1 せいの高さ。身長。背丈。また、自分の身長。「—二メートル余の大男」「—ほどに積もった雪」 2 (多く「身の丈に...
身(み)の縮(ちぢ)む思(おも)い
恐ろしさや緊張のあまり、体が丸まって小さくなったように感じること。身が縮む思い。
ミノックス
ドイツ、ミノックス社が製造するポケットカメラの商標名。
み‐の‐て【箕の手】
《「みので」とも》 1 武具の一。先に左右に突き出た形の金具を取り付けた指物。転風(てんぷ)。 2 「箕の手形(な...
みのて‐なり【箕の手形】
左右に出っ張った形。「繁昌の市は—に立つと申すが」〈狂言記・羯鼓炮碌〉
み‐の‐とき【巳の時】
1 「巳の刻1」に同じ。 2 「巳の刻2」に同じ。「いまだ—とぞ見えし白星の兜(かぶと)」〈盛衰記・一五〉 3 《...
みののいえづと【美濃の家づと】
新古今集の注釈書。5巻。本居宣長著。寛政3年(1791)成立、同7年刊。新古今集から和歌696首を選んで文法的に注...
みの‐の‐くに【美濃国】
⇒美濃