み‐もろ【御諸/三諸】
神の降臨する場所。みむろ。「木綿(ゆふ)かけて祭る—の神さびて斎(いは)ふにはあらず人目多みこそ」〈万・一三七七〉
みもろ‐つく【御諸つく】
[枕]《「つく」は「築く」。一説に「斎(いつ)く」》その山に神を祭る意から、「三輪山(みわやま)」「鹿背山(かせや...
み‐もん【未聞】
まだ聞いたことがないこと。「前代—」「—のふるまいである」〈中勘助・鳥の物語〉
ミャ‐ウー
ミャンマー西部の古都。15世紀前半から18世紀後半までアラカン王国の都が置かれた。16世紀頃に同王朝が盛期を迎え、...
ミャオ‐ぞく【ミャオ族】
《Miao》中国の少数民族の一。貴州省を主に、南部の山地に広く居住し、一部はベトナム・ラオス・タイの北部に居住、メ...
びょうりつ【苗栗】
台湾北西部にある県。山がちな地形で、稲作のほかサツマイモ・茶の栽培が盛ん。ミャオリー。
みゃく【脈】
[音]ミャク(呉) [学習漢字]5年 1 血液の流れる管。「脈拍/気脈・静脈・動脈」 2 脈拍。「脈動/死脈・平脈...
みゃく【脈/脉】
1 動物の体内で血液が流通する管。血管。 2 脈拍。「—が乱れる」 3 《医師が患者の脈拍をみて病状を診断するとこ...
みゃく‐あつ【脈圧】
最高血圧と最低血圧との差。
みゃく‐う・つ【脈打つ/脈搏つ】
[動タ五(四)] 1 心臓の鼓動に合わせて動脈が振動する。「規則的に—・つ」 2 内部で力強く活動を続ける。「平和...
みゃく‐かん【脈管】
⇒みゃっかん(脈管)
みゃくかん‐けい【脈管系】
⇒みゃっかんけい(脈管系)
脈(みゃく)が上(あ)が・る
1 脈拍が絶える。死ぬ。 2 見込みがなくなる。希望が絶える。「六十ぢゃあ—・ったよのう」〈滑・浮世風呂・二〉
脈(みゃく)があ・る
1 脈拍が絶えず、命がある。 2 見込みがある。希望がもてる。「あの話にはまだ—・る」
脈(みゃく)がな・い
1 脈拍が途絶えている。死んでいる。 2 見込みがない。希望がもてない。「先方に打診してみたが—・さそうだ」
みゃく‐がん【脈岩】
岩脈を構成する火成岩。半深成岩が多い。
みゃくし‐るい【脈翅類】
アミメカゲロウ目(脈翅目)の昆虫の総称。柔軟なかむ口をもち、触角は長く、翅(はね)は膜質で脈が多い。翅脈の端が細く...
みゃく‐せき【脈石】
鉱床や鉱石中に含まれている、有用ではない鉱物。
みゃく‐づり【脈釣(り)】
釣りで、浮きを使わず、道糸の変化、またはさお先への魚信などで釣る方法。
みゃく‐どう【脈動】
[名](スル) 1 脈が打つこと。 2 表面には現れないが、脈が打つように絶えず力強く動いていること。また、その動...
みゃく‐どう【脈道】
「脈管(みゃっかん)」に同じ。
みゃくどう‐オーロラ【脈動オーロラ】
数秒から数分程度の周期で脈打つように明滅するオーロラ。太陽風の高エネルギー電子と地磁気の磁力線の相互作用によって生...
みゃくどう‐せい【脈動星】
⇒脈動変光星
みゃくどう‐でんりゅう【脈動電流】
⇒脈流
みゃくどう‐へんこうせい【脈動変光星】
恒星自身が規則的に膨張と収縮を繰り返すために、明るさが変化する星。脈動星。→変光星
みゃく‐どころ【脈所】
1 からだで、押さえると脈拍の感じられる所。手首の内側など。 2 物事の重要な部分。急所。要所。「話の—を押さえる」
みゃくなし‐びょう【脈無し病】
高安動脈炎の旧称。平成27年(2015)の難病法施行に伴い改称。
みゃく‐は【脈波】
心臓の拍動に応じて伝わる末梢血管の圧変化または容積変化を測定したもの。動脈硬化の程度を調べるPWV検査で用いられる。
みゃく‐はく【脈拍/脈搏】
心臓が規則的に収縮して血液が押し出されるたびに動脈に伝わる周期的な運動。体表面近くを走る動脈、特に手首の親指側を走...
みゃくはでんぱそくど‐けんさ【脈波伝播速度検査】
⇒PWV検査
みゃく‐みゃく【脈脈】
[ト・タル][文][形動タリ]長く続いて絶えないさま。また、力強く活動を続けているさま。「民族の伝統が—と息づいている」
みゃく‐らく【脈絡】
1 血管。脈。 2 物事の一貫したつながり。筋道。「話に—がない」「説明に—をつける」
みゃくらく‐そう【脈絡叢】
脳室の内壁にある器官。脳脊髄液を産生・分泌する。
みゃくらく‐まく【脈絡膜】
眼球壁を構成する薄膜の一。網膜と強膜との間にある。血管とメラニン色素に富み、眼球の栄養をつかさどり、瞳孔以外からの...
みゃくらくまく‐えん【脈絡膜炎】
脈絡膜の炎症。多くは、網膜に波及し脈絡網膜炎脈絡網膜炎となり、虹彩毛様体炎を伴う。視力障害や飛蚊症(ひぶんしょう)...
みゃくらくもうまく‐えん【脈絡網膜炎】
眼球の奥にある網膜と脈絡膜に炎症が生じた状態。また、特に、脈絡膜に生じた炎症が網膜に及んだ状態をいう。→網脈絡膜炎...
みゃく‐り【脈理】
光学材料などのガラス内部の屈折率が異なる不均質な部分。製造工程の温度調整などに起因し、フレアをはじめとする光学製品...
みゃく‐りゅう【脈流】
電流や流体が周期的に、方向は一定だが量を変える流れ。電流の場合は脈動電流ともいい、交流を整流した電流や信号電流など...
脈(みゃく)を取(と)・る
脈拍を調べる。脈を見る。「患者の—・る」
脈(みゃく)を◦見(み)る
1 「脈を取る」に同じ。「運動後に—◦見る」 2 見込みがあるかどうか探る。「鎌を掛けて、それとなく—◦見る」
みゃっ‐かん【脈管】
生物の体内にあって体液を通すくだ。血管・リンパ管など。脈道。
みゃっかん‐けい【脈管系】
「循環系」に同じ。
ミャンマー
インドシナ半島西部にある連邦国。正称、ミャンマー連邦共和国。首都ネーピードー。最大の都市はヤンゴン(旧称ラングーン...
み‐や【宮】
《「御(み)屋(や)」の意》 1 神を祭る建物。神社。神宮。「—参り」「—前」 2 皇居。御所。宮城(きゅうじょう...
みや【宮】
名古屋市熱田区の神戸(ごうど)町・伝馬(でんま)町付近の古称。熱田神宮の門前町、東海道五十三次の宿駅で、桑名への七...
みや‐い【宮居】
1 神が鎮座すること。また、その場所。神社。 2 皇居。
みや‐いり【宮入り】
御輿(みこし)が渡御(とぎょ)を終えて神社の境内に入ること。⇔宮出し。
みやいり‐がい【宮入貝】
カタヤマガイの別名。日本住血吸虫の中間宿主であることを発見した宮入慶之助にちなむ名。
みや‐うつし【宮遷し/宮移し】
「遷宮(せんぐう)」に同じ。「神風や朝日の宮の—影のどかなる世にこそありけれ」〈金槐集〉
みやお‐とみこ【宮尾登美子】
[1926〜2014]小説家。高知の生まれ。高知の花柳界で成長した体験を生かした自伝的作品で人気を集める。「一絃(...