み‐はや・す【見栄やす】
[動サ四]見てもてはやす。見てほめたたえる。「紅梅の咲きいでたる匂ひなど—・す人もなきを」〈源・初音〉
みはら【三原】
広島県南部、瀬戸内海に面する市。繊維・機械などの工業や商業が盛ん。小早川隆景の城下町となって発展。三原城跡や広島空...
みはら【美原】
堺市の区名。鋳物師発祥の地とされる。
み‐はらい【未払い】
《「みばらい」とも》まだ支払っていないこと。「代金が—だ」⇔既(き)払い。
みはらいきん‐かんじょう【未払金勘定】
簿記で、商品・原材料の仕入れなど企業の主たる営業取引によって発生する債務ではなく、備品の購入などの取引によって発生...
みはらいちんぎんたてかえばらい‐せいど【未払(い)賃金立(て)替(え)払(い)制度】
会社が倒産し、賃金の支払いを受けられないまま退職した労働者に対して、未払い賃金の一部を国が事業主に代わって支払う制...
みはら‐おさむ【三原脩】
[1911〜1984]プロ野球選手・監督。香川の生まれ。高松中・早大で活躍後、昭和9年(1934)大日本東京野球倶...
みはら‐く【美原区】
⇒美原
み‐はらし【見晴(ら)し】
1 広く遠くまで見渡すこと。また、その景色。眺望(ちょうぼう)。「霧もなく—がきく」「山頂からの—がいい」 2 「...
みはら‐し【三原市】
⇒三原
みはらし‐だい【見晴(ら)し台】
景色を見渡すために高所に作った台。展望台。みはらし。
み‐はら・す【見晴(ら)す】
[動サ五(四)]広く遠くまで見渡す。「丘の上からかなたを—・す」
みはら‐もの【三原物】
備後(びんご)国三原の刀工、正家一派の鍛えた刀。鎌倉・南北朝期のものを古三原、室町前期のものを三原、後期のものを貝...
みはら‐やっさぶし【三原やっさ節】
広島県の民謡。三原市付近の盆踊り歌。九州のハイヤ節が伝わって変化したものという。
みはら‐やま【三原山】
東京都、伊豆諸島の大島にある複式成層火山。標高758メートル。噴煙などは御神火(ごじんか)とよばれる。昭和61年(...
み‐はり【見張り】
見張ること。目を配って番をすること。また、その人。「—を立てる」「—番」
み‐はる【三春】
春の3か月。陰暦の1月・2月・3月。さんしゅん。
みはる【三春】
福島県中東部、田村郡の地名。阿武隈(あぶくま)高地の西麓に位置する。もと秋田氏の城下町で、馬を産し、養蚕・タバコ栽...
み‐は・る【見張る】
[動ラ五(四)] 1 (「瞠る」とも書く)目を大きく開いて見る。「驚いて目を—・る」「目を—・るばかりの美しさ」 ...
み‐はるか・す【見晴るかす/見霽かす】
[動サ五(四)]はるかに見渡す。見晴らす。「—・す大海原」
みはる‐ごま【三春駒】
1 三春地方に産した馬。洋種の馬が輸入されるまで、南部駒とともに全国に知られた。 2 郷土玩具の一。三春地方に産す...
みはる‐たきざくら【三春滝桜】
福島県田村郡三春町にあるベニシダレザクラの古木。高さ12メートル、根回り11メートルで、樹齢は1000年以上といわ...
みはる‐の‐たきざくら【三春の滝桜】
⇒三春滝桜
みはる‐まち【三春町】
⇒三春
み‐ば【見場/見端】
外から見たようす。外観。見かけ。「—は悪いが味のよいくだもの」
み‐ばえ【見映え/見栄え】
見た感じがよいこと。外観がよく見えること。「—のする衣装」「—のいい盛りつけ」
み‐ばえ【実生え】
草木が種子から発芽して生育すること。また、その草木。みしょう。
み‐ばえ【実蠅/果実蠅】
双翅(そうし)目ミバエ科の昆虫の総称。体長5、6ミリのものが多く、頭部は半球形をし、翅(はね)は透き通って斑紋(は...
みばえげんじみちのくにっき【莩源氏陸奥日記】
歌舞伎狂言。時代物。一幕。河竹黙阿弥作。明治19年(1886)東京新富座初演。義経記に取材した活歴物で、のち新歌舞...
み‐ばなれ【身離れ】
調理した魚の身や肉が、骨から外れること。「—のよい煮魚」
み‐ばれ【身晴れ】
身の潔白をはっきりさせること。身のあかしを立てること。「主君の言ひ訳我等が—」〈浄・国性爺〉
み‐ばれ【身ばれ】
[名](スル)俗に、匿名にしているインターネット上で、身元がばれてしまうこと。「覆面作家が—する」
み‐ひしろ【御樋代】
神社で、神体を納める器を尊んでいう語。特に、伊勢神宮のものをいう。
みひつ‐の‐こい【未必の故意】
犯罪事実の発生を積極的には意図しないが、自分の行為からそのような事実が発生するかもしれないと思いながら、あえて実行...
みひつのこい【未必の故意】
安部公房の戯曲。昭和46年(1971)9月、俳優座劇場にて初演、同年刊行。著者自身の脚本により制作された昭和39年...
み‐ひとつ【身一つ】
自分のからだだけであること。また、自分ひとりだけであること。「—で上京する」
エンデ
[1929〜1995]ドイツの児童文学者。父エドガーはシュールレアリスムの画家。時間泥棒から人々を救う少女を描いた...
み‐ひらき【見開き】
書籍・雑誌を開いたとき、左右2ページが向き合っていること。また、その両ページ。「写真を—で入れる」
み‐ひらき【身開き】
身の潔白を証明すること。「折紙道具失(う)せたりと、家来は面々—に」〈浄・五枚羽子板〉
み‐ひら・く【見開く】
[動カ五(四)]目を大きくあける。「驚きのあまり目を—・く」
ミヒンタレー
スリランカ北部の都市アヌラダプーラの近郊にある山。紀元前3世紀、当時の王デワナンピヤ=ティッサが鹿に姿を変えたアシ...
み‐びいき【身贔屓】
[名](スル)自分に関係のある人を特別にひいきすること。「—がすぎる」
み‐びょう【未病】
東洋医学において、検査を受けても異常が見つからず病気と診断されないが、健康ともいえない状態。放置すると病気になるだ...
み‐ふ【御封】
《「みぶ」とも》封戸(ふこ)を敬っていう語。「御位を去り、—などのとまるべきにもあらぬを」〈源・賢木〉
みふ‐うずら【三斑鶉/三府鶉】
チドリ目ミフウズラ科の鳥。全長約14センチで、ウズラに似る。足指は3本しかなく、雄が営巣・抱卵・育雛(いくすう)を...
み‐ふくらぎ
キョウチクトウ科の常緑小高木。キョウチクトウに似た五裂する筒型の白い花をつける。インド半島・東南アジア・琉球諸島な...
み‐ふ・す【見伏す】
[動サ下二]見届ける。見きわめる。「返す返す思ひ—・せて」〈宇治拾遺・三〉
身(み)二(ふた)つにな・る
妊婦が出産する。子供を産む。「初産の恐怖は絶えず胸を痛めて、何がなし一刻も早く—・れかしと」〈花袋・ネギ一束〉
み‐ふだ【御簡】
日給(にっきゅう)の簡(ふだ)を尊んでいう語。「つひに—削られ、官(つかさ)も取られて」〈源・須磨〉
み‐ふなしろ【御船代】
伊勢神宮で、御樋代(みひしろ)を納める船形の器。