みずジルコニウム‐はんのう【水ジルコニウム反応】
原子炉で冷却材喪失事故(LOCA)が発生し、燃料被覆管が高温になった場合に、被覆管の材料として使われているジルコニ...
みず‐すぎ【水杉】
ヒカゲノカズラ科の常緑多年生のシダ。暖地の湿った所に生え、高さ20〜40センチ。茎は直立し、枝を多く出し、線形の葉...
みず‐すじ【水筋】
1 河川の流れ。川筋。 2 地下水の流れる筋道。水脈。
みず‐ストレス【水ストレス】
水需給の逼迫(ひっぱく)の程度を表す指標。人口一人当たりの最大利用可能水資源量、または年利用量を河川等の潜在的年利...
みず‐すまし【水澄/豉豆虫】
1 甲虫目ミズスマシ科の昆虫。川や池の水面をくるくる回って泳ぎ、体長7ミリくらい。背はやや膨らみ、長卵形で滑らかで...
みず‐せがき【水施餓鬼】
水辺で行う施餓鬼。
みず‐せっけん【水石鹸】
液状の石鹸。カリ石鹸の約15パーセント溶液が代表的。
みず‐ぜめ【水攻め】
1 川をせき止め、その水を敵の城の周囲に導入して孤立させること。 2 敵の給水路を断ち、飲料水を欠乏させて苦しめること。
みず‐ぜめ【水責め】
拷問(ごうもん)の一。あおむけに寝かせ、絶えず顔に水をかけたり、無理に水を飲ませたりして苦しめるもの。
みず‐ぞうすい【水雑炊】
1 水分の多い雑炊。 2 (「水雑炊を食らわす」の形で)人を水中に投げ込むこと。
みず‐た【水田】
水をはった田。すいでん。
みず‐たき【水炊き】
鍋料理の一。骨付き・皮付きの若鶏(わかどり)のぶつ切りを湯炊きし、ポン酢などのたれで食べるもの。もと博多の名物料理...
みず‐たで【水蓼】
[名]カワタデのこと。ヤナギタデの変種で、水中に生える。 [枕]穂状に花が咲くところから「穂」または地名の「穂積」...
みず‐だな【水棚】
《「みずたな」とも》 1 「閼伽棚(あかだな)」に同じ。 2 盂蘭盆(うらぼん)に、無縁仏のために作る祭壇。餓鬼棚...
みずたに【水谷】
姓氏の一。 [補説]「水谷」姓の人物水谷不倒(みずたにふとう)水谷八重子(みずたにやえこ)
みずたに‐ふとう【水谷不倒】
[1858〜1943]国文学者。愛知の生まれ。本名、弓彦。東京専門学校卒。近世文学研究の先駆的存在。著作に「近世列...
みずたに‐やえこ【水谷八重子】
[1905〜1979]女優。東京の生まれ。本名、松野八重子。劇団新派の代表的な女優。花柳章太郎の死後、新派の指導者...
みず‐タバコ【水タバコ】
水パイプを使って吸うタバコ。専用の葉がある。中近東の喫煙法。シーシャ。
みず‐たま【水玉】
1 水滴が玉の形に丸くなったもの。飛び散る水滴・露のしずくなど。 2 ガラス製の玉の中に水を入れたもの。少女のかん...
みず‐たまうき【瑞玉杯/瑞玉盞】
《「みず」も「たま」も美称》美しいりっぱなさかずき。「三重の子が捧(ささ)がせる—に」〈記・下・歌謡〉
みずたま‐そう【水玉草】
1 アカバナ科の多年草。山野の林下に生え、高さ40〜60センチ。茎の節がやや膨らみ、長卵形の葉が対生する。夏、白い...
みずたま‐もよう【水玉模様】
小さな円形を一面に散らした模様。みずたま。「—のネクタイ」
みず‐たまり【水溜まり】
地上に雨水などがたまっている所。
みず‐たまる【水溜まる】
[枕]水がたまる池の意で、「池」にかかる。転じて人名の「池田」にもかかる。「—池田の朝臣(あそ)が鼻の上を掘れ」〈...
みず‐ため【水溜め】
水をためておく所。また、ためておくための容器。「畳一帖ほどの深い—の桝があった」〈志賀・暗夜行路〉
みず‐だこ【水蛸】
マダコ科の頭足類。世界最大のタコで、全長約3メートル、体重約30キロになる。体表に細かいしわがあり、腕の間の膜は広...
みず‐だし【水出し】
茶やコーヒーを水に入れ、時間をかけて抽出すること。タンニンが出ず、渋みが少ない。
みずだし‐コーヒー【水出しコーヒー】
水で入れたコーヒー。時間がかかるが、苦みが少なく味の濃いコーヒーになる。ウオータードリップ。ダッチコーヒー。
み‐ず‐ち【蛟/虬/虯/螭】
《古くは「みつち」。「み」は水、「つ」は「の」、「ち」は霊の意》想像上の動物。蛇に似て長く、角と4本の足がある。水...
みず‐ちどり【水千鳥】
ラン科の多年草。湿原に生え、高さ50〜70センチ。葉は線形でつやがあり、互生し、基部のものは茎を抱く。6、7月ごろ...
みず‐ぢゃや【水茶屋】
《「みずちゃや」とも》江戸時代、道ばたや社寺の境内などで、茶などを飲ませて休息させた店。茶店(ちゃみせ)。
みず‐ちゅうどく【水中毒】
抗利尿ホルモンの分泌過剰などのため、体内に水が過剰に停滞し、体液が薄められて浸透圧が低下した状態。
みず‐ちょう【水帳】
《「水帳」は「御図帳」の当て字》 1 検地帳のこと。 2 人別帳のこと。
みず‐ぢょうし【水調子】
《「みずちょうし」とも》三味線の弦をゆるく張り、調子を特に低くしたもの。
みずっ‐ぱな【水っ洟】
水のように薄い鼻汁。みずばな。「—をすすりあげる」《季 冬》
みずっ‐ぽ・い【水っぽい】
[形]水けを含んでいる。水分が多くて味が薄い。「—・いカレー」 [派生]みずっぽさ[名]
みず‐つき【承鞚/水付/七寸】
1 轡(くつわ)の部分の名。手綱(たづな)の両端を結びつける轡の引き手。みずき。 2 手綱の両端。
みず‐つぎ【水注ぎ】
1 「水差し1」に同じ。 2 茶の湯で、水指(みずさし)に水を注ぐ器。
みず‐つ・く【水漬く】
[動カ五(四)]《「みずづく」とも》水がつく。水にひたる。みづく。「菖蒲など咲いていたほど—・いていた」〈秋声・縮図〉
水(みず)積(つ)もりて魚(うお)聚(あつ)まる
《「淮南子(えなんじ)」説山訓から》水量が豊かになると、魚が集まってくる。利益のある所に人が集まるたとえ。
水(みず)積(つ)もりて川(かわ)を成(な)す
《「説苑」建本から》水が集まって、ついには大きな川となる。小さなものでも集まれば大きくなるたとえ。
みず‐づけ【水漬け】
1 水に漬けること。また、漬けたもの。 2 「水飯(すいはん)」に同じ。
みず‐てん【不見転】
1 花ガルタで状況も考えず、手当たりしだいに札を出すこと。転じて、後先を考えずに事を行うこと。「—で引っ越す」 2...
みず‐てんま【水伝馬】
飲み水を運搬する船。みずぶね。水取り船。
みず‐で【水手】
文字の尾を長く引いて、水の流れるように書く書き方。
みず‐でっぽう【水鉄砲】
水を細長い筒の先から飛び出させる玩具。ピストル形・竹筒形などがある。《季 夏》「日に向けて高く上げ居る—/温亭」
みず‐でんりょうけい【水電量計】
⇒ユージオメーター
水(みず)と油(あぶら)
水と油が互いに溶け合わないように、性質が合わず、しっくり調和しないこと。油と水。油に水。
みず‐とき【水溶き】
片栗粉や白粉(おしろい)などの粉末を水で溶くこと。また、溶いたもの。「—片栗粉」
みずとき‐かたくりこ【水溶き片栗粉】
片栗粉に倍量程度の水を加えて溶いたもの。料理にとろみをつけるのに用いる。