みま【美馬】
徳島県中北部にある市。吉野川中流域両岸を占める。北岸の脇(わき)町はうだつのある家屋が連なる町並みで有名。平成17...
み‐ま【御孫】
貴人の孫や子孫を敬っていう語。「わが—の知らさむ食国(をすくに)」〈続紀宣命〉
み‐ま【御馬】
神・貴人などの乗る馬。また、美しくりっぱな馬。「人もねのうらぶれ居るに竜田山—近付かば忘らしなむか」〈万・八七七〉
み‐まい【見舞(い)】
1 病人や災難にあった人などを訪れて慰めたり、書面などで安否をたずねたりすること。また、その手紙や贈り物。「病人の...
みまい‐じょう【見舞(い)状】
見舞いの手紙。
みまい‐ひん【見舞(い)品】
見舞いの気持ちを表して贈る品物。
み‐ま・う【見舞う】
[動ワ五(ハ四)] 1 病人や災難にあった人などを訪れて慰める。また、書面などで安否をたずねる。「けがをした友人を...
み‐まえ【御前】
神仏や貴人の前。おまえ。
み‐まかせ【身任せ】
からだが自分の思うままになること。自由にふるまえること。「来二月には年も明き、—になる吾妻(あづま)」〈浄・寿の門松〉
み‐まか・る【身罷る】
[動ラ五(四)]《身が現世から罷(まか)る意》死ぬ。特に、中古では、自己側の者の死の謙譲語。「安らかに—・る」「い...
み‐まが・う【見紛う】
[動ワ五(ハ四)]見まちがえる。見あやまる。「海かと—・う大湖」 [動ハ下二]に同じ。「いづくともなく雪の降り置き...
み‐まき【御牧】
牧(まき)を尊んでいう語。古代の朝廷の直轄牧場。甲斐・武蔵・信濃などの国々にあった。
み‐まくさ
《「まくさ」は真草か》稲のこと。「さみだれに裳(も)すそぬらして植うる田を君が千年(ちとせ)の—にせむ」〈栄花・御裳着〉
み‐まくさ【御秣/御馬草】
秣(まぐさ)を尊んでいう語。「この岡に草刈る童(わらは)な然(しか)刈りそねありつつも君が来まさむ—にせむ」〈万・...
みまさか【美作】
旧国名の一。大半は現在の岡山県北東部。東端は兵庫県佐用町の一部。和銅6年(713)備前国から分国。作州(さくしゅう...
みまさか‐し【美作市】
⇒美作
みまさか‐だいがく【美作大学】
岡山県津山市にある私立大学。昭和42年(1967)に美作女子大学として開学。平成15年(2003)男女共学化ととも...
みまさか‐の‐くに【美作国】
⇒美作
み‐まさり【見優り/見勝り】
1 他のものよりすぐれて見えること。「同じ年頃の他の少年に思い比べては、—のする賢さで」〈藤村・爺〉 2 前に見た...
み‐まさ・る【見優る/見勝る】
[動ラ四] 1 予想よりすぐれて見える。「らうたげなる筋さへ添ひて—・りける事さへ口惜しう」〈狭衣・四〉 2 他よ...
み‐まし【御席/御座】
貴人が座る席。また、そこに敷くもの。「天皇(すめらみこと)の—に置きて」〈顕宗紀〉
みまし【味摩之】
飛鳥(あすか)時代、日本に伎楽を伝えたとされる百済(くだら)の人。推古天皇20年(612)に渡来し、大和の桜井で少...
みま‐し【美馬市】
⇒美馬
み‐まし【汝】
[代]二人称の人代名詞。あなた。「—大臣の仕へ奉(まつ)り来しさまは」〈続紀宣命〉
み‐ます【三枡/三升】
1 大・中・小の三つの枡を入れ子にしたもの。いれこます。 2 紋所の名。1を上から見た形を図案化したもの。歌舞伎俳...
ミマス
土星の第1衛星。大型の衛星のうち、最も内側の軌道を回る。名の由来はギリシャ神話の巨人。1789年にF=W=ハーシェ...
み‐ま・す【見増す】
[動サ四] 1 実際に見て評判・想像よりすぐれていると感じる。「滝口殿は聞きしより—・して覚ゆるものかな」〈曽我・...
みます‐ごうし【三枡格子】
三枡の形を連ねた格子縞。団十郎格子。
みまそ‐が・り【在そがり/坐そがり】
[動ラ変]《「いまそがり」の音変化か。「みまそかり」とも》「在る」「居る」の尊敬語。いらっしゃる。「おほきおとどの...
み‐まち【巳待ち】
己巳(つちのとみ)の日の夜に行う弁才天の祭り。
み‐まちがい【見間違い】
見て他のものとまちがえること。見あやまり。見ちがい。誤認。みまちがえ。「時刻表の—をする」
み‐まちが・う【見間違う】
[動ワ五(ハ四)]「見間違える」に同じ。「見知らぬ人を友人と—・う」 [動ハ下二]「みまちがえる」の文語形。
み‐まちがえ【見間違え】
「見間違い」に同じ。
み‐まちが・える【見間違える】
[動ア下一][文]みまちが・ふ[ハ下二]見て他のものとまちがえる。見あやまる。見ちがえる。「休講の掲示を—・える」
みまな【任那】
古代朝鮮半島南部にあった一小国家。朝鮮の史料には、金官加耶(かや)(金海)の別名として3回だけ現れる。日本書紀では...
み‐まね【見真似】
見てまねること。「見よう—」
みま‐の‐みこと【御孫命/御孫尊】
天照大神(あまてらすおおみかみ)の子孫である天皇。「—、もし宝の国を得まくおぼさば」〈神功紀〉
み‐まま【身儘/身随】
[名・形動ナリ]身を拘束されず、思うままにふるまえること。特に、遊女が、年季があけたり身請けされたりして、自由の身...
み‐まもり【見守り】
見守ること。気をつけて見ること。特に、子供や高齢者に対し、安全な状態にあるかどうかについて注意をはらうこと。「地域...
みまもり‐けいやく【見守り契約】
任意後見契約が発効するまでの間、任意後見の受任者が定期的に委任者を訪問したり電話等で連絡をとったりすることによって...
み‐まも・る【見守る】
[動ラ五(四)] 1 無事であるように注意しながら見る。また、なりゆきを気をつけながら見る。「子供の成長を—・る」...
み‐まや【御馬屋/御厩】
貴人を敬ってその厩(うまや)をいう語。「今日もかも都なりせば見まく欲(ほ)り西の—の外に立てらまし」〈万・三七七六〉
み‐まわし【見回し/見廻し】
1 建築で、正面から側面への続き。同じ仕上げや形式がとられていることなどにいう。 2 監督すること。「言付けも—も...
み‐まわ・す【見回す/見廻す】
[動サ五(四)]ぐるりとまわりを見る。「あたりを—・す」
み‐まわり【見回り/見廻り】
見回ること。また、その人。巡視。
みまわり‐ぐみ【見廻組】
幕末、江戸幕府が治安の乱れた京都市中の警備のために設置した部隊。新撰組とともに京都守護職に属し、尊攘・討幕派の取り...
み‐まわ・る【見回る/見廻る】
[動ラ五(四)]警戒・監督などのため、あちこちを回って見て歩く。巡視する。「夜警がビルの中を—・る」
み‐まん【未満】
ある数に達していないこと。ある数を境に、ある数そのものは含めず、それより少ない数であること。「一〇円—は切り捨てる...