みつ‐ばち【蜜蜂】
膜翅(まくし)目ミツバチ科の、主にミツバチ属の昆虫の総称。体には毛が密生し、花粉や花蜜を集める。巣は蝋(ろう)を分...
みつばちマーヤのぼうけん【蜜蜂マーヤの冒険】
《原題、(ドイツ)Die Biene Maja und ihre Abenteuer》ボンゼルスの童話。1912年...
みつば‐つつじ【三葉躑躅】
ツツジ科の落葉低木。関東・中部地方の山地に自生。葉は菱形に近い卵形で、枝先に3枚ずつつく。4、5月ごろ、葉の出る前...
みつば‐の‐そや【三つ羽の征矢】
3枚の矢羽をつけた征矢。また、非常に速いことのたとえにもいう。三つ立ての征矢。「無間奈落(むげんならく)にまっさか...
みつば‐よつば【三つば四つば】
[名・形動ナリ]《軒端が三つも四つも重なっている意か》りっぱな建物がいく棟も建ち並んでいること。また、そのさま。「...
みつ‐ひきりょう【三つ引き両】
《「みつびきりょう」とも》文様・紋所の名。横に3本の線を引いたもの。家紋では輪の中に引く。
みつ‐ひょう【蜜標】
被子植物の特に虫媒花に見られる斑点などの模様。花粉媒介昆虫に蜜のある場所を示す役割があると考えられている。花蜜標識...
みつびし‐こうくうき【三菱航空機】
小型ジェット旅客機スペースジェット(旧称MRJ)の開発・販売を行う、三菱重工業の子会社。平成20年(2008)設立。
みつびし‐ざいばつ【三菱財閥】
明治以後、岩崎弥太郎によって築き上げられた財閥。政商として政府の保護のもとで海運業に従事、その後、銀行・造船・倉庫...
みつびし‐リージョナルジェット【三菱リージョナルジェット】
⇒エム‐アール‐ジェー(MRJ)
みつ‐ぶとん【三つ布団】
3枚重ねの敷布団。江戸時代、最高位の遊女の用いたもの。江戸吉原では客が贈るものとされた。
ミツペ‐ラモン
イスラエル南部の都市。ネゲブ砂漠の中央に位置する。イスラエル建国後に建設。ラモンクレーターとよばれる深い峡谷に隣接...
みつ‐ほうりゅう【密放流】
魚などの生物を、必要な手続きをせず秘密裏に放流すること。
み‐つぼ【水泡】
《「水(み)粒(つぶ)」の意》水滴。水のあわ。「—なす仮れる身そとは知れれどもなほし願ひつ千年の命を」〈万・四四七〇〉
みつ‐ぼう【密謀】
秘密のはかりごと。密計。「会社乗っ取りの—をめぐらす」
みつ‐ぼうえき【密貿易】
法を犯してひそかに行う貿易。
みつ‐ぼし【三つ星】
1 三つの星。また、その形のもの。 2 オリオン座の中央部に一直線に並ぶ三つの星。からすき星。参(しん)。《季 冬...
みつ‐また【三つ叉/三つ股】
1 川・道路・木の枝・器物などが、3本に分かれていること。また、そのところや部分。「—のソケット」 2 先端がY字...
みつ‐まと【三つ的】
1 騎射(うまゆみ)で、馬場の埒(らち)に沿って3か所に的を立て、順次に射ること。主として流鏑馬(やぶさめ)のこと...
みつ‐まめ【蜜豆】
賽(さい)の目に切った寒天に、ゆでた赤豌豆(えんどう)や求肥(ぎゅうひ)・果物などを加え、糖蜜をかけた食べ物。《季...
みつ‐み【三つ身】
4歳前後の子供用着物。身丈の3倍で前後の身頃(みごろ)・衽(おくみ)を裁つのでいう。
みつ‐みつ【密密】
[名・形動ナリ] 1 きわめて秘密なこと。また、そのさま。内々(ないない)。「今日—祝言あり」〈浄・反魂香〉 2 ...
みつ‐みつし
[枕]氏族名の「久米(くめ)」にかかる。「—久米の子らが」〈記・中・歌謡〉 [補説]「御稜威(みいつ)」を重ねて形...
みつみね‐さん【三峰山】
埼玉県南西部、秩父山地の山。本来は標高1329メートルの妙法ヶ岳、1921メートルの白岩山、2017メートルの雲取...
みつみね‐じんじゃ【三峯神社】
埼玉県秩父市にある神社。主祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)。大口真神(おおくちのま...
みつ‐め【三つ目】
1 目が三つあること。また、そのもの。 2 婚礼・誕生から3日目にあたること。また、その祝い。三つ目の祝い。 3 ...
みつめ‐ぎり【三つ目錐】
刃が細長い三角錐(すい)の形をした錐。
みつめ‐こぞう【三つ目小僧】
目が三つあるという化け物。
みつめ‐どおり【三ツ目通り】
東京都江東区辰巳から墨田区向島までの道路の呼び名。木場・吾妻橋を経て、言問橋までを南北に走る。
み‐つ・める【見詰める】
[動マ下一][文]みつ・む[マ下二]対象から目をそらさずにじっと見つづける。凝視する。「顔をじっと—・める」「現実...
みつ‐もの【三つ物】
1 武具で、鎧(よろい)の胴・袖・兜(かぶと)の称。 2 騎射で、流鏑馬(やぶさめ)・笠懸(かさがけ)・犬追物(い...
みつもの‐や【三つ物屋】
古着の行商人。「—下女におっぱだぬげ(=奮発シロ)と言ひ」〈柳多留・一二〉
み‐つもり【見積(も)り】
1 見積もること。また、その数字。「—を立てる」 2 「見積書」の略。
みつもり‐いらいしょ【見積依頼書】
⇒アール‐エフ‐キュー(RFQ)
みつもり‐しょ【見積書】
見積もりを記した書類。みつもりがき。
みつもり‐ようきゅうしょ【見積要求書】
⇒アール‐エフ‐キュー(RFQ)
み‐つも・る【見積(も)る】
[動ラ五(四)] 1 目分量や心づもりではかっておおよその見当をつける。目算する。「入場者数を—・る」 2 工事や...
みつ‐もん【三つ紋】
背と両袖の後ろに一つずつ、計三つの紋をつけた和服。五つ紋に次ぐ礼装用。
みつ‐やく【密約】
[名](スル)ひそかに契約・条約などを結ぶこと。また、その契約・条約。密契。「正式調印の前に相手方と—する」
みつやく‐がいこう【密約外交】
国民に詳しい内容を知らせることなく、国の代表者同士が秘密裡に交渉を行い、密かに約束を交わすこと。
みつやく‐もんだい【密約問題】
日本への核持ち込みや在日米軍の有事出撃などをめぐって日米間で密約が交わされていたとされる問題。鳩山由紀夫内閣の外務...
みつ‐ゆ【密輸】
[名](スル)法を犯してひそかに輸出入すること。密輸出、または密輸入。密貿易。「麻薬を—する」「—品」
みつ‐ゆしゅつ【密輸出】
[名](スル)法を犯してひそかに輸出すること。
みつ‐ゆにゅう【密輸入】
[名](スル)法を犯してひそかに輸入すること。
みつ‐ゆび【三つ指】
親指・人差し指・中指の3本の指。また、その3本の指を床について、ていねいに礼をすること。
三(み)つ指(ゆび)をつ・く
三つ指を軽く床につけて、ていねいに礼をする。「—・いて迎える」
みつよ【光世】
平安末期、筑後の刀工。典太(てんだ)と称す。法名は元真。三池に住んだので、その一派を三池派という。作風は豪壮で、室...
みつ‐りょう【密猟】
[名](スル)禁制を犯してひそかに狩猟すること。「鳥獣保護区で—する」
みつ‐りょう【密漁】
[名](スル)禁制を犯してひそかに魚介類をとること。「他国の領海内で—する」
みつりょうしゃ【密猟者】
寒川光太郎の短編小説。熊を追うまたぎの半生を描く。昭和14年(1939)発表。同年、第10回芥川賞受賞。