みうら‐しをん【三浦しをん】
[1976〜 ]小説家。東京の生まれ。自分自身の就職活動や少年少女の心理を題材にした作品で若い読者の支持を得る。「...
みうら‐たまき【三浦環】
[1884〜1946]ソプラノ歌手。東京の生まれ。ロンドンでオペラ「蝶々夫人」に主演して成功し、以後オペラ歌手とし...
みうら‐だいこん【三浦大根】
ダイコンの一品種。長さは約50センチメートルで、中ぶくれ。煮くずれしにくい。神奈川県三浦半島中南部で産する。
みうら‐ちょら【三浦樗良】
[1729〜1780]江戸中期の俳人。志摩鳥羽の人。通称、勘兵衛。別号、無為庵など。伊勢山田、のち京都に住む。蕪村...
みうら‐てつお【三浦哲郎】
[1931〜2010]小説家。青森の生まれ。自らの学生結婚を基にした「忍ぶ川」で芥川賞受賞。また「拳銃と十五の短篇...
みうらのおおすけこうばいたづな【三浦大助紅梅靮】
浄瑠璃。時代物。五段。長谷川千四・文耕堂合作。享保15年(1730)大坂竹本座初演。特に三段目の切(きり)が有名で...
みうら‐はんとう【三浦半島】
神奈川県南東部の半島。東は東京湾、西は相模湾に面し、逗子市・葉山町・横須賀市・三浦市が占める。
みうら‐ばいえん【三浦梅園】
[1723〜1789]江戸中期の思想家。豊後(ぶんご)の人。名は晋。天文・医学・哲学・歴史・宗教・政治・経済など多...
みうら‐ひろゆき【三浦周行】
[1871〜1931]歴史学者。島根の生まれ。東大史料編纂所編纂官、のち京大教授。政治史・社会史を実証的に研究。著...
みうら‐やすむら【三浦泰村】
[?〜1247]鎌倉中期の武将。義村の子。通称、駿河次郎。鎌倉幕府評定衆。執権北条時頼とその外祖父安達景盛と対立し...
みうら‐ゆういちろう【三浦雄一郎】
[1932〜]プロスキーヤー・冒険家。青森の生まれ。昭和39年(1964)にイタリアのキロメーターランセに日本人と...
みうら‐よしあき【三浦義明】
[1092〜1180]平安後期の武将。相模の人。三浦郡の豪族で、源頼朝の挙兵に呼応して子の義澄らを遣わしたが、自ら...
みうら‐よしずみ【三浦義澄】
[1127〜1200]鎌倉初期の武将。義明の子。源頼朝の挙兵に参加し、壇ノ浦の戦いなど各地に転戦して鎌倉幕府の成立...
みうら‐よしむら【三浦義村】
[?〜1239]鎌倉前期の武将。義澄の子。父とともに平氏追討に武功をあげ、鎌倉幕府内で重きをなした。和田義盛の挙兵...
み‐うり【身売り】
[名](スル) 1 身の代金と引き換えに、約束の一定期間を勤めること。多く、遊女・娼妓(しょうぎ)にいう。 2 権...
みえ【見え/見栄/見得】
《動詞「みえる」の連用形から。「見栄」「見得」は当て字》 1 見た目。外観。みば。「—を飾る」 2 (見栄)見た目...
み‐え【三重】
1 三つかさなっていること。また、そのもの。さんじゅう。 2 3色の色糸で模様を織り出すこと。また、その織物。
みえ【三重】
近畿地方東部の県。県庁所在地は津市。もとの伊勢・志摩・伊賀の3国と紀伊の一部。人口185.5万(2010)。
みえ‐あ・う【見え逢ふ】
[動ハ四]出会って見る。出会う。「うれしく—・ひたり」〈発心集〉
み‐えい【御影】
神仏・貴人などの肖像・彫像・写真など。また、他人を敬ってその肖像などをいう語。
みえい‐く【御影供】
1 神仏や故人の絵像を祭って供養すること。 2 真言宗で、空海の忌日の3月21日に、その絵像を供養する法会。みえく...
みえい‐どう【御影堂】
仏教寺院で、開山・宗祖などの御影を祭る堂。 京都五条橋西にあった新善光寺の異称。この寺の尼が作り出した扇が御影堂扇...
みえ‐かえ・る【見え返る】
[動ラ四]繰り返し見える。いく度も見える。「ぬばたまの夜を長みかも我が背子が夢(いめ)に夢にし—・るらむ」〈万・二...
みえ‐がくれ【見え隠れ】
[名](スル) 1 《「みえかくれ」とも》見えたり隠れたりすること。「車窓に—する海岸」 2 建築部材で、隠れてい...
みえ‐かわ・す【見え交はす】
[動サ四]互いに相手に見られる。見交わす。対面する。「対の上は、まほならねど—・し給ひて」〈源・若菜上〉
みえ‐がさね【三重重ね/三重襲】
1 三重になっていること。また、そのもの。 2 裏と表との間に中陪(なかべ)を入れて仕立てた衣服。「五位十人は、—...
みえがさね‐の‐おうぎ【三重襲の扇】
檜扇(ひおうぎ)の板数8枚を一組とし、それを三つ重ねたもの。女房が用いた。
みえ‐ぐる・し【見え苦し】
[形シク]見られることで気がひける。見られるのが心苦しい。「すずろに—・しう、恥づかしくて」〈源・東屋〉
みえ‐けし【見え消し】
「見せ消(け)ち」に同じ。
みえ‐けん【三重県】
⇒三重
みえけんりつ‐かんごだいがく【三重県立看護大学】
三重県津市にある公立大学。平成9年(1997)に開学した、看護学部の単科大学。平成13年(2001)に大学院を設置...
かみ‐の‐みえざるて【神の見えざる手】
市場において、各個人の利己的な行動の集積が社会全体の利益をもたらすという調整機能。アダム=スミスが「国富論」で提唱...
みえ‐しらが・う【見えしらがふ】
[動ハ四]人目を引くように振る舞う。「つねに—・ひ歩(あり)く」〈枕・八七〉
みえ‐す・く【見え透く】
[動カ五(四)] 1 底・中まで透いて見える。向こうまで透けて見える。「硝子越に彼方から—・くのを」〈鏡花・婦系図...
みえ‐だいがく【三重大学】
三重県津市にある国立大学法人。三重農林専門学校・三重師範学校・三重青年師範学校を統合し、昭和24年(1949)新制...
みえ‐だすき【三重襷】
斜線を交差させた中に菱(ひし)を入れ、さらにその中に花菱や四つ菱を入れた文様。
みえ‐ちゅうきょうだいがく【三重中京大学】
三重県松阪市にあった私立大学。昭和57年(1982)に松阪大学として開学。平成17年(2005)に改称し、三重中京...
みえっ‐ぱり【見栄っ張り】
[名・形動]みえを張ること。また、そのさまや、その人。みえ坊。「—な(の)やつ」
みえない‐しつりょう【見えない質量】
⇒ミッシングマス
みえないにんげん【見えない人間】
《原題Invisible Man》エリソンの長編小説。1952年刊。米国の人種差別社会の中で、黒人が白人には見えな...
みえなくなったくろ【見えなくなったクロ】
大石真による児童文学作品。昭和38年(1963)、小学館児童出版文化賞受賞。
みえ‐にく・い【見え難い】
[形][文]みえにく・し[ク] 1 見にくい。よく見えない。「濃い霧がかかって向こう岸が—・い」 2 会うのが恥ず...
見(み)えぬ国(くに)
《「ぬ」は打消しの助動詞》人目につかない国。他国。「この上は御命助け参らせん。何方(いづかた)へも—へ忍び候へ」〈...
みえのうみ‐つよし【三重ノ海剛司】
[1948〜 ]力士。第57代横綱。三重県出身。本名、石山五郎。優勝3回。引退後、年寄武蔵川。武蔵丸らを育てた。→...
みえの‐やすし【三重野康】
[1924〜2012]東京の生まれ。昭和22年(1947)日本銀行に入行。平成元年(1989)日銀総裁に就任、バブ...
みえ‐ば・る【見栄張る】
[動ラ五(四)]みえを張る。うわべを飾る。「何かと苦しく—・らなければいけないのですからね」〈太宰・十五年間〉
みえ‐ぼう【見栄坊】
[名・形動]みえを張る人。また、みえを張るさま。みえっぱり。「—な(の)男」
みえ‐まが・う【見え紛ふ】
[動ハ四]よく似ていて見まちがう。まぎらわしく見える。「海の色も空の緑に—・ひてをかし」〈栄花・松の下枝〉
みえ‐みえ【見え見え】
[名・形動]本心や意図が見え透いていること。また、そのさま。「—な(の)手」
見栄(みえ)も外聞(がいぶん)も無(な)・い
ある状態に陥って、人の目やうわさを考える余裕もない。