みかくしゅうしょく‐ぶっしつ【味覚修飾物質】
味覚器官の受容体に作用し、一時的に味覚機能を変化させる物質。ミラクリン、クルクリン、ギムネマ酸などが知られる。
みかく‐しんけい【味覚神経】
味覚をつかさどる神経。舌の前部では顔面神経、後部では舌咽(ぜついん)神経、のどなどでは迷走神経が関与し、橋(きょう...
み‐かく・す【見隠す】
[動サ四]見て見ぬふりをする。「女君、見給はぬやうなるを、せめて—・し給ふ御目尻(まじり)こそわづらはしけれ、とて...
みかく‐どころ【味覚所/味覚処】
⇒味所
み‐かくにん【未確認】
[名・形動]まだ確認されていないこと。また、そのさま。「—な(の)情報」
みかくにん‐ひこうぶったい【未確認飛行物体】
正体不明の飛行物体・飛翔体。UFO(unidentified flying object)。 [補説]一般に異星人...
み‐かぐら【御神楽】
神楽を敬っていう語。特に宮中で行われる神楽をさす。→神楽1
み‐かけ【見掛け】
外から見たようす。外側から見た印象。外見。外観。うわべ。「—にだまされる」「—はうまそうだ」
みかけ‐だおし【見掛け倒し】
[名・形動]外見はすぐれているが、実質は劣っていること。また、そのさま。「—の臆病者」
見掛(みか)けによら◦ない
外見からだけではよくわからない。「—◦ず神経が細やかだ」
みかけ‐の‐とうきゅう【見掛けの等級】
⇒実視等級
み‐か・ける【見掛ける】
[動カ下一][文]みか・く[カ下二]目にとめる。「あの人はよく駅で—・ける」
み‐かげ【水陰】
水におおわれた所。水のかげ。みがくれ。「岩そそく—に茂る菅の根の永くや袖をくたし果ててん」〈続後撰・恋三〉
み‐かげ【御陰/御蔭】
1 日を避けて陰となる所。転じて、御殿。「高知るや天(あめ)の—天知るや日の—」〈万・五二〉 2 神・天皇から受け...
み‐かげ【御影】
1 神や貴人の霊魂。神霊。みたま。 2 死んだ人の姿、または絵や肖像。みえい。
みかげ【御影】
神戸市東灘区の地名。背後の六甲山地から花崗岩(かこうがん)を採石。海岸地域は酒造地。神功皇后が姿をうつして化粧した...
みかげ‐いし【御影石】
1 神戸市の御影から産する花崗岩(かこうがん)の石材名。本御影。 2 花崗岩の石材の通称。
みかげ‐まつり【御蔭祭】
賀茂(かも)の祭の前儀として、5月12日(もとは陰暦4月の中の午(うま)の日)に行われる下鴨神社の祭礼。比叡山麓の...
み‐かさ【三笠】
香の名。伽羅(きゃら)の一種。
みかさ【三笠】
北海道中央部の市。明治前期に石狩炭田で最古の幌内炭鉱が開発されて以来発展。桂沢湖がある。人口1.0万(2010)。...
み‐かさ【水嵩】
みずかさ。水量。「吉野川—はさしもまさらじを青根をこすや花の白浪」〈千載・春上〉
みかさ‐し【三笠市】
⇒三笠
みかさ‐づけ【三笠付け】
冠付(かむりづ)けの一。俳諧の選者が冠の5文字を3題出し、それぞれに七・五を付けさせ、3句一組みにして高点を競うも...
みかさ‐の‐みや【三笠宮】
宮家の一。昭和10年(1935)大正天皇の第4皇子崇仁(たかひと)親王が創立。
みかさのみや‐たかひと【三笠宮崇仁】
[1915〜2016]大正天皇の第4皇子。幼名、澄宮(すみのみや)。昭和10年(1935)三笠宮家を創設。第二次大...
みかさ‐やま【三笠山/御蓋山】
奈良市の市街地の東にある春日(かすが)大社後方の山。若草山の南にあり、春日山の西峰をなす。標高282メートル。若草...
みか‐しお【みか潮】
[枕]「播磨(はりま)速待(はやまち)」にかかる。語義・かかり方未詳。「—播磨速待岩下す畏(かしこ)くとも吾(あれ...
み‐かじめ【見ヶ〆】
管理・監督すること。後見をすること。「—料」「父は死し、叔父仁介があとの—をしていたうえに」〈火野・黄金部落〉
みかじめ‐りょう【見ヶ〆料】
暴力団が、縄張りとする繁華街の飲食店や風俗店などから取り立てる用心棒料。おしぼり代・観葉植物代・広告代などの名目で...
み‐かじ・る【見齧る】
[動ラ四]ちらっと見る。うわべだけ見る。「隣りのやつ—・り」〈咄・鹿の子餅〉
みかずき【箕被】
狂言。連歌に明け暮れる夫に愛想をつかした妻が、離縁のしるしの箕を被(かず)いて出ていこうとすると、それを見て夫が発...
み‐かた【見方】
1 物を見る方法。「地図の—」 2 ある立場からの物事の考え方。見解。みよう。「彼と私とでは—が異なる」
み‐かた【味方/御方/身方】
[名](スル)《「かた」の敬称「御方」の意。「味方」「身方」は当て字》 1 対立するものの中で、自分が属しているほ...
み‐かた【御像/御形】
神体や仏像。おんすがた。「丈六の仏の—を造りまつる」〈欽明紀〉
みかた‐が‐はら【三方ヶ原】
静岡県西部、浜名湖東岸に広がる洪積台地。天竜川の扇状地性平野が隆起運動によってできた。水源に乏しい地であったが、明...
みかた‐ごこ【三方五湖】
福井県西部、若狭湾岸にある五つの連続する湖。若狭湾国定公園内にあり、三方湖・水月(すいげつ)湖・菅(すが)湖・日向...
みかた‐はら【三方原】
⇒三方ヶ原(みかたがはら)
み‐がため【身固め】
[名](スル)《「みかため」とも》 1 身じたくを整えること。「—して沢に入る」 2 からだが丈夫になるように加持...
みか‐づき【三日月】
1 陰暦で3日の夜に出る細い弓形の月。また、その前後の、月齢の若い月。《季 秋》「—や膝へ影さす舟の中/太祇」 2...
みかづき【三日月】
村上浪六の小説。明治24年(1891)、校正係として勤めていた「郵便報知新聞」の日曜附録「報知叢話」に連載した処女...
みかづき‐がた【三日月形】
三日月のように弓なりに曲がっている形。みかづきなり。
みかづきがた‐さきゅう【三日月型砂丘】
⇒バルハン
みかづき‐こ【三日月湖】
三日月形の河跡湖(かせきこ)。牛角湖。
みかづき‐なり【三日月形】
「みかづきがた」に同じ。
みかづき‐まゆ【三日月眉】
三日月形の眉。黛(まゆずみ)で三日月形に描いた眉。
みかづき‐も【三日月藻】
ミカヅキモ科ミカヅキモ属の緑藻の総称。約80種が知られる。淡水にみられる単細胞の藻類で、形は糸状か三日月状。
み‐かど【御門/帝】
《「門(かど)」の尊敬語》 1 天子・天皇の位。また、天皇の尊称。 2 門。特に、皇居の門。「一日(ひとひ)には千...
みかど【ミカド】
《The Mikado》サリバン作曲、ギルバート脚本によるオペレッタ。1885年ロンドンで初演。当時ヨーロッパで流...
みかど‐あげは【帝揚羽】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張7センチくらい。翅は黒色地に淡い青色ないし黄色の縦帯があり、その外方や内方...
みかど‐おがみ【御門拝み/朝拝み】
「朝賀(ちょうが)」に同じ。「五年の春正月(むつき)の壬午(みづのえうま)の朔(ついたちのひ)に—す」〈孝徳紀〉