み‐と
《「み」は接頭語。「と」は男性・女性の象徴部・陰部の意》陰部を敬っていう語。
みと【水戸】
茨城県中部の市。県庁所在地。那珂(なか)川下流にあり、中世は佐竹氏の、江戸時代は徳川御三家の一つ水戸家の城下町。偕...
み‐と【水門/水戸】
1 水量調節のため水の取り入れ口に設ける門。すいもん。 2 水の出入り口。内海と外海の境をなしている狭いところ。ま...
みとあたわ・す
《「あたわす」は、交合する意の動詞「あたう」に尊敬の助動詞「す」が付いたもの》交合なさる。結婚なさる。「その八上比...
み‐とう【御灯】
⇒ごとう(御灯)
み‐とう【未到】
まだだれも到達・達成していないこと。「前人—の記録」
み‐とう【未踏】
まだだれも足を踏み入れたことがないこと。「人跡—の雪原」
み‐とう【味到】
[名](スル)内容を十分に味わい知ること。「お師匠様の三味線の妙音を、失明の後に始めて—した」〈谷崎・春琴抄〉
みとう‐ほう【未登峰】
まだ誰も頂上に登ったことのない山。処女峰。
みとう‐も‐な・い
[形][文]みたうもな・し[ク]《「みたくもない」の音変化。中世・近世語》見たいとも思わない。みっともない。「おの...
み‐とおし【見通し/見透し】
1 《「みどおし」とも》初めから終わりまで見つづけること。「朝からテレビの—だ」 2 さえぎるものがなく遠くまで見...
み‐とお・す【見通す/見透す】
[動サ五(四)] 1 初めから終わりまで休まずに見る。見つづける。「退屈な芝居を最後まで—・す」 2 何にもさえぎ...
みと‐かいどう【水戸街道】
江戸時代、江戸から松戸を経て水戸に至る街道。現在の国道6号の一部にあたる。水戸道中。
みと‐がく【水戸学】
江戸時代、水戸藩主徳川光圀(とくがわみつくに)の「大日本史」編纂(へんさん)に端を発し、同藩で興隆した学派。儒学思...
み‐とが・める【見咎める】
[動マ下一][文]みとが・む[マ下二] 1 悪事や欠点などを見てそれを非難する。また、見て不審に思い問いただす。「...
み‐とく【味得】
[名](スル)よく味わって理解し、自分のものにすること。「芸術の醍醐味(だいごみ)を—する」
み‐と・く【見解く】
[動カ四]見て理解する。見てさとる。「かく例にもあらぬ鳥の跡のやうなればとみにも—・き給はで」〈源・夕霧〉
みとく‐さん【三徳山】
鳥取県中央部、東伯(とうはく)郡三朝(みささ)町にある山。標高900メートル。古くから霊山として信仰され、山全体が...
みと‐け【水戸家】
徳川御三家の一。徳川家康の第11子頼房を祖とする。常陸(ひたち)国水戸に居城を置き、初め25万石、のち35万石とな...
ミトゲノム
「ミトコンドリアゲノム」の略。
みと‐こうもん【水戸黄門】
《中納言(唐名が黄門)であったところから》徳川光圀(とくがわみつくに)の通称。 村上元三の歴史小説。の生涯を描く。...
み‐ところ【三所】
三つの所。3か所。
みところ‐ぜめ【三所攻め】
相撲のきまり手の一。相手の両足と胸の3か所を同時に攻める技。足を掛け、残る足を取り、胸に頭をつけて浴びせ倒す。
みところ‐どう【三所籐】
弓の籐の巻き方の一。上下の鏑籐(かぶらどう)および矢摺籐(やすりどう)の3か所を巻くこと。また、3か所ずつ寄せてい...
みところ‐もの【三所物】
刀剣の付属品である目貫(めぬき)・笄(こうがい)・小柄(こづか)の称。江戸時代、同じ意匠の揃(そろ)いが尊重され、...
ミトコンドリア
《ギリシャ語で、糸と粒の意の合成語》すべての真核生物の細胞質中に存在する、糸状または顆粒(かりゅう)状の細胞小器官...
ミトコンドリア‐ディーエヌエー【ミトコンドリアDNA】
《mitochondrial DNA》細胞内のミトコンドリア内に存在するDNA。核DNAに含まれるDNAに比べて小...
ミトコンドリア‐イブ
イブの仮説で、現在の人類の母系祖先を遡っていったとき、最初にたどりつく、共通する一人の女性祖先のこと。 [補説]現...
ミトコンドリア‐ゲノム
⇒ミトコンドリアDNA
ミトコンドリア‐ちかん【ミトコンドリア置換】
ミトコンドリアDNAに変異をもつ母親から生まれる子供がミトコンドリア病にならないよう予防する治療法。健康な第三者の...
ミトコンドリア‐のうきんしょう【ミトコンドリア脳筋症】
⇒ミトコンドリア病
ミトコンドリア‐びょう【ミトコンドリア病】
細胞内でエネルギーを産生するミトコンドリアの機能が低下することによって起こる病気の総称。体内でも特に多くのエネルギ...
ミトコンドリア‐ミオパチー
⇒ミトコンドリア病
み‐とし【御年】
穀物、特に稲。また、稲作。「取り作らむ奥(おき)つ—を八束(やつか)穂の茂(いか)し穂に」〈祝詞・祈年祭〉
みと‐し【水戸市】
⇒水戸
みとし‐の‐かみ【御年の神/御歳の神】
穀物の守護神。「—の子、其の田に至りて」〈古語拾遺〉
みと‐しろ【御戸代/御刀代】
《「みと」は「御処」で神有地の意かという》神にささげる稲を作る田。神田(しんでん)。「および—を増し給ふ」〈持統紀〉
みと‐じょう【水戸城】
茨城県中央部、水戸市にあった平山城。建久年間(1190〜1198)に馬場資幹(すけもと)が築城したといわれる。天正...
ミトス
⇒ミュトス
み‐とせ【三年/三歳】
3か年。さんねん。
みととくがわ‐け【水戸徳川家】
⇒水戸家
み‐とど・ける【見届ける】
[動カ下一][文]みとど・く[カ下二] 1 見て確かめる。確認する。「安全を—・けて横断する」 2 物事の成り行き...
みと‐の‐まぐわい
男女が交合すること。性交。「是の天の御柱を行き廻り逢ひて、—せむ」〈記・上〉
ミトハト‐けんぽう【ミトハト憲法】
1876年に公布されたオスマン帝国の憲法。宰相ミトハト=パシャ(Midhat Pāshā)が起草。二院制議会・責任...
みと‐ホーリーホック【水戸ホーリーホック】
日本プロサッカーリーグのクラブチームの一。ホームタウンは水戸市ほか9市4町1村。平成6年(1994)創設の地元のク...
みと‐ぼり【水戸彫】
彫金の一派。元禄(1688〜1704)のころ、常陸(ひたち)国水戸の彫金工明石与太夫を祖とする。高肉彫りであったが...
みと‐まつり【水戸祭(り)】
⇒水口(みなくち)祭り
みとみ‐くちは【三富朽葉】
[1889〜1917]詩人。名は「きゅうよう」とも。長崎の生まれ。本名、義臣。フランス近代詩を研究、象徴詩や訳詩を...
みとみくちはししゅう【三富朽葉詩集】
三富朽葉の詩集。著者没後の大正15年(1926)、増田篤夫の編纂により刊行。
みと‐みつくに【水戸光圀】
⇒徳川光圀