みなみ‐まつり【南祭】
陰暦3月中(なか)の午(うま)の日に行われた、京都石清水(いわしみず)八幡宮の臨時祭。賀茂神社の祭りを北祭というの...
みなみマレ‐かんしょう【南マレ環礁】
《South Male Atoll》モルジブ諸島中央部の環礁。南北約40キロメートル、東西約20キロメートルの楕円...
みなみまんしゅう‐てつどう【南満州鉄道】
日露戦争でロシアから獲得した南満州の鉄道とその付属事業を経営する半官半民の国策会社。明治39年(1906)設立。満...
みなみ‐むき【南向き】
南の方角に向いていること。南面。「—に立つ駅舎」
みなみむら‐ばいけん【南村梅軒】
室町後期の儒学者。周防(すおう)の人。天文年間(1532〜1555)の末、土佐に行き、吉良宣経(きらのぶつね)に仕...
みなみ‐ヨーロッパ【南ヨーロッパ】
「南欧(なんおう)」に同じ。
みな‐むすび【蜷結び】
「になむすび」に同じ。
み‐な‐も【水面】
水の表面。すいめん。「—をわたる風」
み‐な‐もと【源】
《「な」は「の」の意の格助詞。「水(み)の元(もと)」の意》 1 川の水などの流れ出るもと。水源。「この川は—を北...
みなもと【源】
姓氏の一。皇族賜姓の一つで、弘仁5年(814)嵯峨天皇が諸皇子に源姓を賜って以来、清和源氏・村上源氏・宇多源氏をは...
みなもと‐の‐ありひと【源有仁】
[1103〜1147]平安後期の公卿・歌人。後三条天皇の孫。源氏の姓を賜り、臣籍に降下、花園左大臣と称される。詩歌...
みなもと‐の‐いえなが【源家長】
[?〜1234]鎌倉初期の歌人。後鳥羽上皇に仕え、和歌所開闔(かいこう)となり、新古今集の編集に当たった。著「源家...
みなもとのいえながにっき【源家長日記】
源家長による日記。新古今和歌集選定作業の様子や当時の歌人たちの動静が仮名文で記されている。家長日記。
みなもと‐の‐さねとも【源実朝】
[1192〜1219]鎌倉幕府第3代将軍。頼朝の次男。母は北条政子。幼名、千幡。頼家のあとを継いで将軍となったが、...
みなもと‐の‐しげゆき【源重之】
[?〜1000ころ]平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。清和天皇の皇子貞元親王の孫。相模権守(さがみのごんのかみ)。...
みなもとのしたごうしゅう【源順集】
源順の家集。三十六人集の一つ。成立年は不詳だが、平安時代中期か後期と見られる。順集。
みなもと‐の‐したごう【源順】
[911〜983]平安中期の歌人・学者。三十六歌仙の一人。和泉守・能登守。漢詩文・和歌にすぐれ、梨壺(なしつぼ)の...
みなもと‐の‐たかあきら【源高明】
[914〜983]平安中期の公卿。醍醐天皇の皇子。通称、西宮左大臣。源の姓を賜り、臣籍に降下。安和(あんな)の変で...
みなもと‐の‐たかくに【源隆国】
[1004〜1077]平安中期の公卿・文学者。高明の孫。通称、宇治大納言。皇后宮大夫・権大納言となり、後一条天皇か...
みなもと‐の‐ためとも【源為朝】
[1139〜1177]平安後期の武将。為義の八男。豪放な性格で、弓術に長じた。13歳の時九州へ追われ鎮西八郎と称し...
みなもと‐の‐ためのり【源為憲】
[?〜1011]平安中期の学者・文人。源順(みなもとのしたごう)に師事。漢詩をよくした。著「三宝絵詞」「口遊(くち...
みなもと‐の‐ためよし【源為義】
[1096〜1156]平安後期の武将。祖父義家の養子となり、源氏の家督を継ぐ。六条堀河に住み、六条判官と称す。保元...
みなもと‐の‐ちかゆき【源親行】
鎌倉前期の歌学者。光行の子。法名、覚因。鎌倉幕府和歌所の奉行。父とともに源氏物語(河内本)を校訂し、完成させた。万...
みなもと‐の‐つねのぶ【源経信】
[1016〜1097]平安後期の公卿・歌人。俊頼の父。桂大納言・帥(そち)大納言とよばれる。博識多芸で、詩歌・管弦...
みなもと‐の‐つねもと【源経基】
[?〜961]平安中期の武将。清和天皇の皇子貞純親王の長子。六孫王と称された。藤原純友の乱鎮定に際し、小野好古に従...
みなもと‐の‐とおる【源融】
[822〜895]平安前期の公卿。嵯峨天皇の皇子。源の姓を賜り、臣籍に降下。六条河原に邸宅を営み、河原左大臣とよば...
みなもと‐の‐としより【源俊頼】
[1055〜1129]平安後期の歌人。経信の子。俊恵(しゅんえ)の父。自由清新な和歌によって高く評価され、保守派の...
みなもと‐の‐のりより【源範頼】
[?〜1193]平安末期・鎌倉初期の武将。義朝の六男。通称、蒲冠者(がまのかじゃ)。兄頼朝の挙兵を助け、弟義経とと...
みなもと‐の‐ひろまさ【源博雅】
[918?〜980]平安中期の雅楽家。醍醐天皇の皇子克明親王の子。博雅三位(はくがのさんみ)と称される。雅楽に精通...
みなもと‐の‐まこと【源信】
[810〜869]平安前期の公卿。嵯峨天皇の皇子。通称、北辺(きたのべ)左大臣。源の姓を賜り、臣籍に降下。応天門の...
みなもと‐の‐みちちか【源通親】
⇒土御門通親
みなもと‐の‐みちとも【源通具】
[1171〜1227]鎌倉初期の歌人。通親の子。藤原俊成の娘の夫。堀河大納言と称された。和歌所寄人(よりゅうど)で...
みなもと‐の‐みつなか【源満仲】
[913〜997]平安中期の武将。経基の長男。鎮守府将軍。安和(あんな)の変で源高明を失脚させ、藤原氏に協力して地...
みなもと‐の‐みつゆき【源光行】
[1163〜1244]鎌倉初期の学者。法名、寂因。和歌を藤原俊成に学ぶ。子の親行(ちかゆき)とともに源氏物語(河内...
みなもと‐の‐もろふさ【源師房】
[1008?〜1077]平安中期の公卿。村上天皇の皇子具平(ともひら)親王の子。源の姓を賜り、臣籍に降下。村上源氏...
みなもと‐の‐ゆきいえ【源行家】
[?〜1186]平安末期の武将。為義の一〇男。通称、新宮十郎。以仁王(もちひとおう)の平氏討伐の令旨を受けて、各地...
みなもと‐の‐よしいえ【源義家】
[1039〜1106]平安後期の武将。頼義の長男。通称、八幡太郎。前九年の役で父を助けて安倍氏を討ち、のち、陸奥守...
みなもと‐の‐よしつね【源義経】
[1159〜1189]平安末期・鎌倉初期の武将。義朝の九男。母は常盤(ときわ)御前。幼名、牛若丸。平治の乱後、鞍馬...
みなもと‐の‐よしとも【源義朝】
[1123〜1160]平安末期の武将。為義の長男。保元の乱で後白河天皇方に味方して勝利をおさめ、敵方の父為義ら一族...
みなもと‐の‐よしなか【源義仲】
[1154〜1184]平安末期の武将。為義の孫。幼名、駒王丸。木曽山中で育ち、木曽冠者と称される。以仁王(もちひと...
みなもと‐の‐よしひら【源義平】
[1141〜1160]平安末期の武将。義朝の長男。15歳で叔父義賢を倒して武名をあげ、悪源太と称された。平治の乱で...
みなもと‐の‐よしみつ【源義光】
[1045〜1127]平安後期の武将。頼義の三男。通称、新羅三郎(しんらさぶろう)。弓術に長じ、笙(しょう)をよく...
みなもと‐の‐よりいえ【源頼家】
[1182〜1204]鎌倉幕府第2代将軍。頼朝の長男。母は北条政子。父の死後家督を継ぎ、征夷大将軍となった。北条氏...
みなもと‐の‐よりとも【源頼朝】
[1147〜1199]鎌倉幕府初代将軍。義朝の三男。平治の乱後、伊豆に流されたが、以仁王(もちひとおう)の平氏討伐...
みなもと‐の‐よりのぶ【源頼信】
[968〜1048]平安中期の武将。満仲の三男。鎮守府将軍。藤原道長に仕え、平忠常の乱を戦わずして鎮めて武名をあげた。
みなもと‐の‐よりまさ【源頼政】
[1104〜1180]平安末期の武将。通称、源三位(げんさんみ)入道。白河法皇・後白河天皇に仕え、保元・平治の乱に...
みなもと‐の‐よりみつ【源頼光】
[948〜1021]平安中期の武将。満仲の長男。摂関家藤原氏と結び、左馬権頭となった。弓術にすぐれ、大江山の酒呑童...
みなもと‐の‐よりよし【源頼義】
[988〜1075]平安中期の武将。頼信の長男。平忠常の乱で父に従って戦功をあげ、前九年の役では鎮守府将軍として安...
み‐ならい【見習い】
1 見習うこと。「家事—」 2 本務につくために、また、その資格を得るために、業務などを実地に見て習うこと。また、...
みならい‐しかん【見習い士官】
旧日本陸軍で、少尉に任官する前の一定期間、曹長の階級で、将校の勤務を見習う間の職名。